「マツコの知らない世界」海苔編

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マツコの世界

ただの海苔さえ、マツコが口にするだけで視聴者を引きつける。彼女?はそれだけでも希有な才能を持ったタレントである。

マツコの知らない世界は深夜帯からゴールデンタイムに移って、食をテーマとした企画が大半となった。扱われる食べ物は庶民に身近なものがほとんどで、それをマツコ流に味わうのが番組の大きな見せ所である。

彼女の食べ物を口に運ぶ仕草は美しく、それを頬ばる姿は上品かつ豪快だ。そして堪能の表情を浮かべながら、慎重に的確なコメントを述べてゆく。まさにテレビ画面に映えるグルメタレントだ。

グルメタレント マツコと渡部健の違い

凡百のグルメリポーターと違うのは、マツコが美味いと言えば本当に美味いと信じられるところだ。彼女が漏らす感想には、食に対する愛情と実生活に基づいた造詣の深さや鋭さが画面から伝わってくる。

反対にアンジャッシュ渡部の食へのこだわりは、予約の取れない店だの入手困難な食材だのと、底が浅くてブランド志向で、ビジネス色が強い食レポには心を掴まれるようなところがない。そこが有吉弘行にオリジナリティーのない飯屋と揶揄されるところだろう。

マツコは毒舌タレントと言われているが、実際はそれほど毒を吐いている訳ではない。ただ建前を苦手としている面があり、自身の本音をテレビ的にうまくアレンジして喋っているだけだ。本音を無遠慮に垂れ流すようなタレントは、一時的に面白がられてもエキセントリックが過ぎると使われない。その点マツコは常識的の範囲内で、ほどほどに毒舌キャラを演じているのだ。

そのあたりは有吉弘行にも共通するところで、彼も最近はむやみに毒を吐いていない。二人とも毒舌と言う武器のテレビ的加減ををよくわきまえ、作り手と視聴者双方のニーズにうまく応えているのだ。そのあたりが、今のテレビ界で二人とも重宝される所以だろう。

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