「水曜日のダウンタウン」不思議ちゃんオーディション




「不思議ちゃん設定、パターン枯渇してる説」

もう、お題を聞いただけで面白い。以前にもお馬鹿キャラオーディションの企画をやっていたが、不思議ちゃんキャラのほうが難易度が高そうだ、と期待しながら見たがやっぱり面白い。無名のタレントたちが無理矢理にでも個性をコロッと変えてしまう様子の可笑しさに、思わず笑わせてもらった。

最初にに不思議ちゃんと呼ばれたのは女優の藤谷美和子や戸川純あたりだが、彼女たちは素の個性が天然なのだ。不思議ちゃんキャラとなると千秋や少し後の小倉優子が代表格ということになるのだろうが、二人ともすでにそのキャラを放棄している。この企画にも出ていたりゅうちぇるが現在の不思議ちゃんキャラだが、最近父親になったこともあるのか少し落ち着き気味だ。


不思議ちゃんキャラは枯渇していると言うより、難易度の高いジャンルだということだろう。キャラに少しでも齟齬があれば、たちまち視聴者に見抜かれて成立しなくなってしまう難しさがある。だから素の個性とキャラをよく摺り合わせておく必要があるし、その設定をぶらさずに維持し続けなければならないのだ。千秋も小倉優子も不思議ちゃんキャラを演じやすい素養があったうえ、実はしっかり者だったので成功したのだろう。

りゅうちぇるにしてもクレバーで機転も利くセンスの良いタレントなのだが、それでもこのキャラを続けるにはお疲れ気味のようだ。不思議ちゃんキャラは、普通のタレントがおいそれと手を出せるジャンルではないということだ。

この企画はその難しいキャラを急造で演じさせておきながら、ナレーションが底意地悪く遊んでいる。そのダークで無責任な人間ウオッチングぶりが面白い。まさに悪意の番組の本領発揮だ。

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