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キングオブコント 2018

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優勝はハナコ

今年のキングオブコントは、決勝大会出場者を当日まで発表しないという謎の演出だった。公式Twitterでは決勝進出者当てクイズとかやっていたようだが、少しも話題にならなかったし意味が分からない。去年のにゃんこスターのように、伏兵登場の効果を狙っているのだろうか。もっとも彼女たちは現れたと思ったら、速攻で消えていったが。

一番注目されたのが、針のムシロ状態だった日村勇紀の微妙なイジラれ具合だったのは皮肉だ。この番組は少し迷走しているのかもしれない。

最終ステージに勝ち残ったのは、ハナコ、わらふぢなるお、チョコレートプラネットの3組。優勝に耀いたのはハナコだった。

寸評のようなもの

3位に終わったわらふぢなるおは、最初のネタに比べて決勝ネタには意外性がなくテンポも悪くて面白さが半減、優勝にはほど遠かったという印象だ。

2位のチョコレートプラネットの決勝ネタは、和泉元彌似に似ている長田の小道具好きが裏目に出ていた。小道具に頼りすぎていると評価があったが、もともと彼らの小道具ネタはそれほど面白くない。1本目のネタのように小道具はあくまで脇役に留めておいて、もっとネタ自体の面白さに磨きかけるべきだろう。

優勝したハナコは、犬役や女子学生役を達者に演じた岡部大の動きと表情が面白い。特に決勝ネタの女子学生役は、いかつい見た目と女性らしい振る舞いのギャップに、思わず気色悪さを感じたくらいだ。せっかくのトリオなのだから、出番の少なかった菊田の役割を工夫したらもっと面白くなる気がする。

優勝したハナコがこれからすぐ人気者になれるかというと、まだ場数が少なくテレビ慣れしていない彼らには難しい気がする。芸のあるトリオなのでこのチャンスを活かし、経験を積んで飛躍して欲しい。

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