元日本代表、中澤祐二と楢崎正剛が現役引退

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横浜F・マリノスのディフェンダー中澤祐二(40)と、名古屋グランパスのゴールキーパー楢崎正剛(42)が2018シーズンでの現役引退を発表した。中沢は選手歴22年楢崎は24年という超ベテランたちで、Jリーグ及び日本代表でも活躍してきた名プレイヤーである。

昨年は川口能活(43)も現役を引退している。かつて日本代表の守りを支えてきた選手たちが、一度にピッチを去ることになった。

高校時代まったくの無名選手だった中澤は、Jリーグ入りするためブラジルに留学したり、ヴェルディの練習生として自腹で参加するなど、苦労を重ねようやくプロになった雑草魂の選手である。足下の技術はないが高さを活かした空中戦の強さが特徴で、かつてそのヘアスタイルからボンバーヘッドとも呼ばれていた。

フィリップ・トルシエに身体の強さを見込まれ、シドニー五輪ではレギュラーDFとして活躍する。だがその後スランプに陥り松田直樹にポジションを奪われると、日韓Wカップでは代表の選から漏れ涙を飲んだ。その後代表に定着しドイツWカップにも出場したが、自らの意志で一時日本代表を退く。だが代表に欠かせない選手として招集されると復帰を決意、キャプテンも任されるようになる。

そして2010年のWカップ南アフリカ大会では、マルクス闘莉王とCBコンビを組み鉄壁の守りを披露して16強入りに貢献した。その後もマリノス守りの要として活躍していたが、最近は慢性的な膝痛でメンバー外となる事も多く今回の引退となった。

中澤はフィールドプレイヤー歴代最多となる199試合連続出場や178試合連続出場の記録を持つ鉄人選手だが、出場停止を受けないくらい守備の巧みな選手であるということでもある。これからしばらく休養し、後の事はゆっくり考えたいということだ。

高校から横浜フリューゲルス入りした楢崎は、新人ながらすぐに頭角を現した。その当時フリューゲルスの正GKは、レゲエ好きと特徴的なドレッドヘアーからそのまま“レゲエくん”と呼ばれ人気者だった森敦彦である。その森が審判への暴力行為で長期の出場停止になると、1年目の楢崎が正GKとして抜擢され早くもポジションを獲得する。

フリューゲルス消滅後は名古屋グランパスに移籍、19年の長きに渡りグランパスの守護神として君臨するようになる。日本代表もJリーグ入り2年目から招集されるようになり、Wカップにも4大会連続で招集された。トルシエ監督時代には一貫して正GKとして起用され、シドニー五輪や日韓Wカップでも活躍した。Jリーグでは歴代最多の631試合出場という記録を持っている。

1歳年上の川口とは同時代にライバルとして競りあった中で、互いを高め合った存在でもある。去年行なわれた川口の引退セレモニーには、楢崎がサプライズゲストとして登場し花束を渡している。J2京都からの誘いもあったようだが、長年プレーしてきた楢崎の身体は満身創痍で今回の決断に至ったようだ。グランパスからアドバイザー就任を打診されているようだが、今後の事はまだ未定である。

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