サッカー女子Wカップ 日本対スコットランド




日本のグループリーグ第2節、対戦相手はスコットランド。日本は前節アルゼンチン戦より、FWを横山久美に替え岩渕真奈、トップ下を長谷川唯に替え遠藤純、CBを南萌華に替え市瀬菜々を先発に起用してきた。

岩渕はWカップで初先発になると解説者が言っていたが、思い出してみればそうだ。岩渕は初招集が16歳と代表歴は長いが、W杯のほかオリンピックでもまだ1試合しか先発していない。スーパーサブとして起用されてきたからだろうが、怪我の多さも先発が少なかった理由だ。


試合開始から日本は積極的に攻撃を仕掛け、岩渕も得意のドリブルで鈍重なスコットランドをかき乱す。パスも小気味よく廻り、もたもたしていたアルゼンチン戦が嘘のよう。やっぱり動かなきゃスペースは生まれない。まあ若いチームなので、おそらく初戦は緊張し過ぎてしまったのだろう。

そして22分、スコットランドの緩いクリアを遠藤が拾い、股抜きで岩渕へパス。岩渕が右足で思いっきりシュートすると、ボールはキーパーの頭上を越えネットに突き刺さる。勢いに乗る日本はさらに攻勢を強め、36分右サイドから送られたボールに反応する菅澤優衣香が、ペナルティエリアで倒されファール、PKのチャンスを得た。

ファールを貰った菅澤自身がキッカーを務め、落ち着いて右サイドにゴールを決める。こうして前半で2点差とした日本だが、2-0というスコアはサッカーで危険な得点差と言われている。それは去年のロシアWカップベルギー戦で、日本が後半の早い時間に2-0とリードしながら、その後3点を入れられて逆転負けしたあの試合が記憶に新しいところだ。

だがスコットランドの選手は、足許の技術がおぼつかないのですぐボールを失うし、ロングパスも不正確で繋がらない。突進力はあるものの早めに潰せていたし、それほど恐れるようなチームではなかった。しかし日本も後半何度もチャンスがありながら、追加点を決められなかったのは今後の課題だろう。

終盤、必死の反撃に出るスコットランドに、日本は次第に押され始める。82分、怪我が心配される長谷川が交替出場、元気なプレーを見せてくれたので一安心だ。

試合終了直前の88分、市瀬の不用意な横パスを相手に奪われ失点してしまう。ここまで攻守でピンチを防いできた市瀬だけに、勿体ないミスだった。その後日本はボールキープで相手の攻撃を凌ぎ試合終了、2-1と今大会初勝利を挙げた。これで日本は勝ち点4のグループ2位、スコットランドは連敗で予選敗退が決まった。

このあと行なわれたイングランド対アルゼンチン戦は、1-0でイングランドが勝利し勝ち点6で予選突破を決めている。次節のイングランド戦は相手がメンバーを落としてくることが予想され、日本の予選突破も有力視されるが、アルゼンチンと得失点差勝負になる可能性もある。

そう考えると最後の失点は余計だったが、これも若いチーム成長の為の教訓になると前向きに考えたい。

ところで先日A代表デビューを飾った久保建英選手の、レアル・マドリード移籍が決まったそうだ。少なくとも1年は下部組織のカスティーリャ(監督はレアルOBの名FW、ラウール・ゴンザレス)でプレーし、トップチーム昇格を目指すことになりそうだ。ちなみに昨シーズンはビニシウスが下部組織から昇格、今やレアルのレギュラーだ。

しかし世界中からスーパースターを集めるレアルだけに、トップチーム昇格のハードルはかなり高い。しかもライバルとなるのが、イスコやエデン・アザール、ルカ・モドリッチ?いや、手強すぎるだろう。まあたとえレアルでプレー出来なくても、どこか欧州の名門クラブでプレー出来るのではないかな。

それに、おバカな日本メディアによる過熱報道の潰しが入る前に、海外に逃れるのはとっても良いことだと思う。

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