女子Wカップ決勝T 日本対オランダ

スポンサーリンク

女子Wカップ、決勝T1回戦の相手はオランダ。マルテンス、ミーデマ、ファン・デ・サンデンという強力3トップを擁する攻撃的なチームだ。日本は前節の先発より横山と遠藤に替え、菅澤と長谷川を起用してこの一戦に臨んだ。

ペースを掴みたい日本だが、オランダの早いチェックに潰されボールが前線に繋がらない。対してオランダは、高い位置でボールを奪うと素早くカウンター攻撃、5分にはあわやの場面を迎えるなど日本は防戦一方だ。

日本の攻められる時間が続いた17分、オランダは右サイドにCKのチャンスを得る。大会前の親善試合でもCKからの失点が多かった日本は、とにかく集中をしなければいけない場面。

高さのあるボールを警戒していた日本だが、オランダはニア・サイドに低いクロスを入れてきた。そこへ素早い動きでマークを外したマルテンスが飛び込み、右足アウトサイドで合わせる。ボールはゴール前で守っていた菅澤の股間をすり抜けゴールイン、先制点を許してしまった。

先制したオランダがペースを落ち着かせると、日本にようやくパスが繋がる場面が出てきた。19分、長谷川のワンタッチパスから菅澤がシュート、ボールは惜しくも右ポストに当りゴールとはならなかった。その後オランダのスピードに苦しみながらも、日本も相手をかいくぐるパスでボールが回り始める。

43分、杉田のパスを菅澤が落とすと、岩渕がキレの良いターンで相手DFをかわす。そこからDF裏へ素早いパス、タイミングを窺っていた長谷川が抜け出し、ゴール右上にシュートを決めた。ここまで苦しんだ日本は、この試合2本目のシュートが同点弾となった。

前半飛ばしたオランダ選手に疲れが見え始め、徐々に日本の流れとなってきた72分、日本は中島に替え籾木を投入する。籾木は大会直前に腿を痛めて出遅れており、今大会初出場となる。74分、籾木は右サイドから前線の菅澤にジャストのクロス、僅かにオフサイドとはなったが彼女のファーストプレイでリズムが生まれた。

ここから日本の一方的な展開、次々とオランダゴールを脅かし始める。79分、杉田が右サイドを破り強烈な左脚シュート、惜しくもクロスバーを直撃した。80分、長谷川のクロスを菅澤が頭で落とすと、籾木が相手DFをかわしシュート、GKフェーネンダール必死のパンチングに防がれた。

圧倒的な日本ペースで得点を決められないという流れで、不吉な予感がなでしこたちに漂い始める。88分、久々のチャンスにオランダがPエリアで打ったシュートを熊谷がハンド、PKを与えてしまう。これをマルテンスが決め、オランダが土壇場で勝ち越した。

反撃を試みるも、残り時間は少なくこのまま試合は終了、1-2と敗北した日本はベスト16で大会を去ることになった。勝っていれば次はイタリア戦、ベスト4入りの可能性もあったので非常に残念な結果となった。

絶好のチャンスを逃し続けたあと、一瞬の隙を突かれやられてしまうのは、ありがちな展開。再三の決定機を逃し続けた、日本の勝負弱さと言えるだろう。ここら辺は、コパ・アメリカで予選敗退した男子チームと共通する弱点だ。

なでしこ次の目標は、来年の東京オリンピック。日本の地元開催のサッカー競技で、なでしこたちに最高の結果を望みたいところだ。

高倉監督はこれまで多くの選手を試してきたが、これからはある程度中心選手を固定してチームの連携を深めた方がいいだろう。特にイングランド戦では、CB二人の連携ミスから2失点を喫しているだけに、守備の修正が強化の重要なポイントとなると思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク