「芸人先生シーズン2」友近

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今週の『芸人先生シーズン2』は、【友近先生、ファッションブランドで自己プレゼン術講座】。こだわりのコント芸人・友近が、人気ファッションブランドのサマンサタバサに赴き、特別講座を行なう内容。

この会社、1,700人の従業員のうち、なんと96%が女性という超花園の世界(男は僅か68名!)。ということで番組特別講座に出席した平均年齢25歳の講習生も、一人のジェンダレス風男子を除き全て女性。しかも皆ファッショナブルで都会的、そのうえ美人率も異常に高い。

おじさんにはなんとも羨ましい職場だが、いざ美女に囲まれると眩しすぎて落ち着かないだろうな。それに女の世界って面倒臭そうだし、見たくもない粗も見えちゃうだろうし、やっぱり美女の集まりは遠くから眺めるに限るぞ。富士山と一緒だ。

ビジネス講座と言いながら、今回は友近先生が殆ど終始自分語りをするという、女ピン芸人の実質ミニ講演会。後ろのホワイトボードに貼ってあるパネルが消えたり現われたりで、編集の苦心も窺える。

生い立ちからの出会いを語る友近の、口から出てくる“太平サブロー シロー”・“バッファロー吾郎”・“中川家”、そして『ミナミの帝王』の“竹井みどり”の名前。

中川家はともかく、彼女たちとは縁遠い固有名詞の羅列に、若い講習生は「ポッカーン」状態。それでも、誰かも分からない竹井みどりのモノマネを友近が披露すると、ノリの良い反応を見せるのはさすが現代の若者だ。

でも皆が声を揃えて「ウンウン」頷くのは、この前のR-1グランプリの観客みたいで気持ち悪かったぞ。まるで教祖様の説教を聴く新興宗教の信者みたいだが、こういうの今どき女性のクセなのか?

友近先生、芸へのこだわりを熱弁するも、その内容はビジネスと直接関係がない。レギュラーコンサルタント・和田裕美先生による恒例の解説も、なんだか無理矢理にビジネス用語を結びつけたって感じ。

でも『休み時間・伝説の社員』のコーナー、販売部 次長・日比谷真紀子さんによる社員育成術はかなり参考になったよ。彼女のおかげで、ようやくビジネス講座らしい番組だと感じられた。

実はわたくし、友近先生のなりきりコントを達者だとは認めるが、面白いと思ったことがない。ネタ番組での友近の出番、やたらと長いので飛ばしてしまうこともしばしばだ。友近先生、分身の水谷千重子になり切って現われることも多いが、それもなんだか鬱陶しい。

かといって、友近が嫌いな訳ではない。彼女独自の世界観と、こだわりを押しつけるような芸風が苦手なのだ。これは好みや価値観の違いで、彼女が番組で語っていた「同じニオイの人間」ではないということだろう。

でも、友近といえば五社英雄芸人。『吉原炎上』を思い起こさせるような、あの女郎風の言い廻しは例外かも。五社英雄監督の超濃厚な作品世界がすでにネタなので、友近のなりきり芸が素直に面白い。「えっ、こんなん好きなの」みたいな過激な風味と、友近の偏食嗜好が妙にマッチして、なんだか笑ってしまうのだ。

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