「芸人先生シーズン2」野性爆弾・くっきー




『芸人先生シーズン2』今週のお題は、【野性爆弾・くっきーが伝授!非日常感を描いて集客力アップ】 講師は超個性派芸人・野性爆弾のくっきー。相方のロッシーは番組の邪魔になるかと思われたのか、冒頭の紹介VTRで、ついでのように姿を見せているだけ。性格は天然いい人なんだけどね。

くっきーが訪れるのは、埼玉県所沢市にある『西武園ゆうえんち』 駅直通の入り口には『ハローキティ・メルヘンタウン』の看板ロゴと、サンリオキャラクターのイラストが。ならばキティちゃんのお迎えが、と期待するも、そこに現われたのは謎の赤づくめ“Boo Booマン”。 オリジナルキャラクターと言いながら、どこかキン肉マンを想像させる覆面レスラーだ。

「残念なことに、めちゃくちゃ汚いな」と、くっきーにツッコまれるBoo Booマン。だとしてもNHK、「着ぐるみが色あせてる」って言っちゃあ身も蓋もないだろう。キティちゃん登場はないにしても、園内にあるはずのサンリオアトラクションもEテレ的に完全スルー。知らない人にはただの老舗遊園地だ。

今回の企画は、非日常感と統一感の足りない老舗リゾート施設の空間造りを、独自の世界観を持つくっきーがチェックし新たに提案する内容。『芸人先生』シーズン1でも、ロバートの3人が『スパリゾートハワイアンズ』を訪れて、同じように非日常空間における世界観統一と演出の大事さを説いていた。

さっそく「通路が地味」とか「海がテーマなのに緑に囲まれている」など、造りの甘さを的確に指摘するくっきー。でも副支配人は「いやいや」と、今ひとつ無自覚な様子。そしてワークショップ形式で、講習生と園内の施設を見て回るくっきー。オール素人相手だけに、いつものカオス芸は控えめだ。

園内の施設や環境は至ってフツー、場所によっては日常感を漂わせる手抜きもあり。でも、おおかたの遊園地だって似たようなもんなんだろうけどね。このあと、講習生を前にオリジナリティーの大切さを力説するくっきー、根は真面目な男の素顔が窺える。

「我を貫け」の言葉のあと、ニューヨークで評価されたというイラスト画を披露するくっきー。風変わりなタッチがユニークで、不気味な容姿の6姉妹がグロかわいい。そのオリジナリティー溢れる物語性とセンスに惹き付けるものがあるのだろう。

Boo Booマンにガン見されながら、売店担当・久保田さんの似顔絵を描くくっきー。画を習ったことがないと言いながら、短い時間で特徴を捉える画力の確かさはさすがだ。

再び登場したBoo Booマン。キン肉マンオマージュと思いきや、園内のアトラクション『オクトパス』の赤いタコをベースにしたキャラクターということが判明する。まあ、そんな気もしてたけどね。設定ははイタズラ好きの男の子、名前の由来はイタズラし過ぎてのブーイングから。おい、意外とオモロイやないか。

番組の最後、「実は客のことあまり考えていないんですよ、あたし」と白状するくっきー。「自分が面白いと思ったことだけ」やってきたそうだ。まさにあのシュールなコントは、お笑いというよりもはや前衛アート、笑うよりも感じろだ。くっきーは芸人の枠に収まらない、芸術家肌のエンターテイナーなのだろう。

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