「芸人先生シーズン2」古坂大魔王

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今週の『芸人先生シーズン2』は特別編IN岡山。ピコ太郎をプロデュースした古坂大魔王先生がはるばる岡山へ出張し、市の企業人材育成セミナーとコラボしての特別講座。

ということで今回集まった講習生は、岡山市内の中小企業14社から集まった社員たち。色々なジャンルの企業が集まった中には、木下サーカスの従業員もいるという多彩さ。そういえば岡山出身の“次長・課長”河本が木下サーカスの次期社長・木下くんと同級生で、先日さんまさんの番組に出ていた。

それはともかく、今回のテーマは地方からの情報発信。ここで古坂先生の、ピコ太郎による『PPAP』動画の発信秘話が語られる。1分間余りの『PPAP』動画に込められたコンセプトは「わかりやすさ+違和感+こだわり」、それをあの懐かし大ヒット動画を流しながら解説する。


まず「わかりやすさ」のポイントは1分間という尺。最近の動画を見ている人たちは色々なSNSを見るのに忙しく、5分もあるムービーに時間を取ってくれないらしい。つまり1分尺くらいの短いわかりやすい動画が、多くのユーザーに見て貰うためのジャストサイズの入り口になるということだろう。

そして動画を目にしたユーザーを惹き付ける重要なポイントが「違和感」だ。『PPAP』動画でユーザーを惹き付けるのは,一見コワモテのピコ太郎が急に可愛いダンスを踊るという違和感、つまりギャップ。また講習生が言っていたように、マネしたくなるシンプルさと面白さも見逃せない。

こうしてユーザーの間口を広げたところで、大事となるのが「こだわり」の見せ方使い方。音楽にも携わる古坂先生のこだわりは、本物の機材をつぎ込んだリズム音の質の高さ。

50万円するヴィンテージのシンセサイザーを使いこなし、鳴らすトラックの本格ぶりはDJ KOOのお墨付き。アメリカの有名音楽プロデューサーにも褒められるという、こだわりの強さが作品の厚みを生み拡散に繋がっていく。

次に古坂先生が語るのが、作品を作ったあとのバズらせ方「“多面的+一極集中”投下」だ。『PPAP』が世界で爆発的に伸びるきっかけとなったのは、ツイッターのフォロワー1億人以上というスーパーインフルエンサー、ジャスティン・ビーバーの「いいね!」から。

ビーバーのフォローはまったく想定外とはいえ、そういうことはあると踏んでいた古坂先生。『PPAP』の動画を周囲にいる様々な知り合いや関係者にお願いし(多面的)、時間を決めて発信(一極集中)、意図して話題を広めたことがビーバーに繋がったようだ。

和田裕美先生によれば、この手法はビジネスでも「バイラルマーケティング」呼ばれているそうだ。仕掛が話題を呼び成功すれば、口コミで情報が爆発的に拡散できるという、低コストで効果の大きい手法らしい。何でも飛びついて拡散してくれる女子中高生に、ぴったりの情報戦術だ。

つまりピコ太郎は偶然ヒットしたわけではなく、古坂先生の入念な戦略があってのこと。ピコ太郎をどう世界に拡散させるか、その経緯や工夫が窺えて興味深い。しかし柳の下に2匹目のドジョウはおらず、続くヒット動画が生まれていないのは、飽きやすい大衆の心を掴む難しさだろう。

休み時間は、古坂先生が岡山から世界へ発信している人気の酒造メーカーを訪問。先生、『宮下酒造』を「宮下サケゾウさんのお宅」って、ボケが微妙すぎて、録画を二回見返すまで気が付かなかったじゃないか。それより、「“エイベックス”の古坂です」ていう挨拶がボケだと思っちゃったぞ。

ということで、笑いより音楽が本職だったと判明した古坂大魔王先生でした。

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