中島翔哉「情熱大陸」

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今週の『情熱大陸』は【中島翔哉/我が道を行く25歳!孤高の10番に独占密着】となんとも大仰なタイトル。まあ中身はタイトル負けの薄口な内容だったけど。

去年の12月から8ヶ月間中島選手に密着したというこの番組、まず出だしは“日本の新しいスターは、どんな志を持っているのか”を探る。撮影スタッフの「ご自身が考える、理想の10番は?」の問いかけに、「そこまで10番にこだわりがない」と、中島選手のあっさりした答え。

それを受けて「この男には、気負いというものが、無いようだ」と、番組側もあっさりした結論。志を探るって、それでおしまい?、もうちょっと深掘り取材して、中島選手の人間像に迫ろうよー。


クラブのバスから降りて、アウェイでの試合に会場入りする中島選手。カメラを向けるスタッフに「集中しているんで邪魔しないで」と注意を促すが、「中島は、笑っておどけてみせた」と番組主観のナレーション。いやホントに邪魔だったんだけど、中島選手はシャイなので、空気を読んで愛想笑いしただけに見えるぞ。

今年の2月、移籍金44億でカタールのクラブへ電撃移籍。「リーグの知名度ではなく、自分の目で見て本当に魅力的だと思ったチームに行くことが大事」と語る中島選手だが、まあ言えない事情も何かありそう。その証拠に番組の別インタビューでは「1人でカタールに暮らすのは無理ですね」と本音を漏らしていた。

だいたいカタールのクラブなんて、これからキャリアのピークを迎えようとする日本の10番がプレーするようなリーグじゃないし。ちょっと代理人の面倒くさい駆け引きに付き合わされているな、という印象は拭えない。

そして先日の7月5日、今度はポルトガルの名門FCポルトへの移籍が決定。カタールのクラブ僅か5ヶ月の在籍での突然の移籍に「さすがに今回の決断には、秘めていた熱い想いがあるはずだ」と、またもや番組側の勝手な決めつけで再びインタビュー開始。

だが中島選手には特に拘りがあるわけではなく「まぁいいかなと思って」と肩すかしの回答。ここでもスタッフは深く掘り下げるでもなく、さらっとインタビュー終了。まあ移籍先を決めているのは代理人で、中島選手はそれに従っているだけだしね。

ラスト「中島にとってサッカーとはいったい何なのか」の問いかけに、「サッカーとは、ショウヤ・ナカジマ」と答えていたら大したものだが、「常にベストなパフォーマンスで、全力で楽しいプレーをすること」とちょっとズレた回答。まあそうなんだろうけど、最後まで作り手が意図を外された、底浅人間ドキュメンタリー『情熱大陸』でした。

てことで番組は「どこまでも自然体なエース」と定義付けてオシマイ。力不足の番組スタッフには、マイペースな彼から本音を引き出せなかったんだろうね。ところで中島選手、番組取材の時点で家族は奥さんと犬2匹だったが、先日第一子が誕生したそうで、どうも御目出度う御座います。

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