BS1スペシャル「ゴルフ黄金世代~」

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黄金世代の定義

先週、三重県のココパリゾートクラブで行なわれた、第52回日本女子オープンゴルフ選手権は、黄金世代の牽引車・畑岡奈紗選手が大会3度目の優勝を果たした。

14日放送のBS1スペシャル「ゴルフ黄金世代 日本女王かけた4日間に密着」は、女子ゴルフ界の一大勢力となった黄金世代に焦点を当て、日本女子オープンでの彼女たちの戦いをリポートした番組だ。

黄金世代とは、98年4月~99年3生まれ学年の選手たちの中で、トップカテゴリーで活躍しているツアープレイヤーのこと。少女時代、大ブームを起こした宮里藍選手に憧れてゴルフを始めた、“宮里チルドレン”世代の選手たち。

今年のチャンピオンとなった畑岡選手、キャラクター的外見と高い実力はまさにゴルフ界の天童よしみ。16年、アマチュア時代に17歳という若さで、国内メジャーの最高峰日本女子オープンを初制覇。翌年にプロ転向すると、アメリカを主戦場に既に海外ツアーで3勝、いまや日本を代表する女子選手となった。

多士済々な黄金世代

大会初日と2日目、畑岡と一緒にラウンドするのは同じ黄金世代の新スター・渋野日向子。今年の全英女子オープンで優勝、黄金世代で最初に海外メジャー制覇を果たした、スマイルシンデレラだ。渋野選手の持ち味は、果敢なパッティングとチャレンジング精神。

一方の畑岡選手、得意とするのはグリーンに載せるアプローチショット。二人のバーディ合戦で、大会の序盤を盛り上げた。

黄金世代他のメンバーは、美少女プレイヤーとして同年代でいち早くマスコミに取り上げられた、沖縄出身の新垣比奈。そして宮里藍以来のトップツアーでのアマチュア優勝を果たし、黄金世代の嚆矢となった勝みなみ。

更には、ジャンボ尾崎の唯一の女弟子でツアー屈指の飛ばし屋、原英莉花。他にも河本結、小祝さくら、淺井咲希、大里桃子といったツアー優勝を果たしている9人の選手。

熾烈な首位争い

ジュニア時代から切磋琢磨し、競い合ってきた同年代の選手たち。だがこの黄金世代はライバルというより、互いを高める同志のような関係らしい。大会は予選ラウンドを終えて、トップテンに黄金世代は大里、畑岡、原、渋野の4人が入った。

強風が吹き、コンディションの難しくなった3日目、原と勝がスコアメイクに苦しみ大きく順位を落とす。優勝争いに加わりたい渋野も、調子が今ひとつでスコアが伸びなかった。その中でスコアを伸ばしたのは大里、ロングパットを決め流れを掴んだ。渋野も後半4つのバーディーで生き返る。

だがやはり強さを見せたのは畑岡。強い風をモノともせず安定したアプローチショット、着実にスコアを伸ばす。3日目を終わって畑岡と大里が一位タイ、渋野も6位に付け黄金世代の優勝争いとなった。

最終日最終組は、本命・畑岡と伏兵・大里のペアリング。難易度の高いホールとなった3番のパー3、大里はアプローチでボールをカップに寄せるものの、イップス気味のパットで1mの距離を外してしまった。対してここぞの場面で勝負強さを発揮する畑岡、ついに単独首位へ躍り出る。

9番の短いパー4、畑岡のグリーンを狙うティーショットはフェアウエイ右の木に当たり、バーディを狙うには難しいアプローチを残してしまった。しかし安全策をとらずに果敢に攻めていく畑岡、みごと2打目をピンに寄せ、バーディーを奪った。

逆転優勝を果たすためには、ビッグスコアが必要な渋野選手。だが生命線のパットが決まらずに、優勝戦線から脱落してしまう。大里も出入りの激しい内容で順位は4位に下がるが、どうにか自分を落ち着かせ踏みとどまる。

畑岡選手の強み

15番のパー4、畑岡選手の2打目はグリーンオーバでエッジ外の深いラフへ。次のアプローチは、カップまで距離が無い下りの難しいショット。だがアメリカツアーのタフなセッティングで鍛えている畑岡は冷静なアプローチを披露、ピン1m足らずまで寄せる。そして微妙なラインのパッティングも決めてパーセーブ、最大のピンチを凌いだ。

一打一打に心理状態がそのまま表れる、ゴルフのショットとパット。技術の高さだけではなく、このメンタル・コントロール力が畑岡選手の強みだ。最後のパー5も長い距離を決めてバーディー・フィニッシュ、2年ぶり3回目の大会優勝を果たす。ラウンド途中で立て直した大里も、2位タイの大健闘を見せた。

最終的に渋野は7位。その他トップテンには、まだツアー優勝を果たしていない同年代の高橋彩華選手と田中瑞希選手が入った。まだ20歳そこそこの彼女たち、熱い戦いが繰広げられるのはまだこれからだ。

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