「令和元年度 NHK新人お笑い大賞」

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過去の優勝者に、爆笑問題・友近・ブラックマヨネーズ・NON STYLE・ナイツといった人気者もいる、若手の登竜門『NHK新人お笑い大賞』。そして零和最初のチャンピオンを争うのは、堀川絵美・ラフラクレン・インディアンス・隣人・ジュリエッタ・かが屋・たくろう・ゾフィーの8組。

司会はフットボールアワーでアシスタントは福田麻由子。子役の頃よく見かけた福田麻由子もはや25歳、朝ドラ『スカーレット』番宣を兼ねての出番。審査員も大ベテランばかりだが、民放のコンテスト番組に比べ、観客の年齢層も若干高め。男女比も同じくらいで、笑い声も落ち着いている印象。(1人奇声をあげて笑っている女性の声も聞こえたが)


Aブロックの1人目は、自分の苦手な女性ピン芸人・堀川絵美。バスガイドに扮しての演技力には力があるが、おじさんには笑いどころが分からないままネタが終了。でも2人の審査員が彼女の札を挙げていたので、ここら辺は好みと感性の違いということだろう。

2組目はラフレクラン。巧みな構成のシチュエーションネタで楽しませ、安定したコントの腕を見せてくれた。3組目はお馴染みのインディアンス、絶え間なくマシンガンギャグを発射、まさに手練れの漫才コンビだ。でもボケ田渕のお笑い圧力が強すぎて、多少マイナスになっている面も否定できない。

Aブロック最後の4組目は、所見のコンビ・隣人。クオリティの高いゾンビメイクでお洒落なコントを披露するが、会場を沸かすようなパワーには欠けた印象。そして決勝に進んだのは、7人の審査員中3票を集めたラフレクラン。堅実に笑いを取るネタの面白さが評価されたようだ。

Bブロック1組目は、これまた所見のコンビ・ジュリエッタ。ドッジボール保険という風刺的な設定が面白く、かなり観客の笑いも誘っていた。男が女性キャラになりきるネタも最近よく見かけるが、このコンビは顔が地味なのに、ちゃんとそれらしく見えるところが凄い。

2組目は、もはやお笑いコンテスト番組の常連・かが屋。独特のセンスと世界観で人気の若手だが、ジワジワと面白さを醸し出すのがこのコンビの持ち味。爆発力が必要な賞レース番組には、ちょっと不向きな気がする。それにしても、小道具が最新のブルートゥース・イヤホンって。小劇場のライブじゃないんだから、客層に合わせてネタを選ぶような柔軟性が必要だろう。

3組目は、時々見かける漫才コンビ・たくろう。ボケ・赤木の天然を生かした漫才だが、ちょっとキャラを作っている感がないでもない。まあ、ある程度の腕は持っているが、漫才自体はごく普通。賞を獲るのはなんか難しそうだ。

最後となる4組目はゾフィー。1人の女性を巡り、別れる付き合うの無限ループ。かと思いきや、同じ事の繰り返しに二人の心境に変化が、というしっかりした構成のコント。しかしボケ担当の上田、坊主頭がアキナの山名とそっくりで紛らわしいぞ。結果審査員の投票で、ゾフィーが決勝に勝ち上がった。

決勝戦、フルラクランのネタは、刑事ドラマあるあるの定番、取調室のカツ丼を題材にしたアイデア溢れるコント。テンポあるコントが歯切れ良く、リズム感で観客を笑わせる。

対するゾフィーは、先日のキング・オブ・コントのファイナル・ステージと同じ、腹話術人形のネタを披露。こちらも小道具である腹話術人形の扱いが上手で観客にも好評、ラフレクランと互角のウケ具合だった。

審査員の投票は、ラフレクラン4票のゾフィー3票。予想通りの接戦で、ラフレクランが零和最初の優勝者となった。それにしてもNHK、西川きよし師匠に始まって審査員の平均年齢は60代半ば以上。新人の賞なんだから、もう少し若い世代の審査員を入れるべきだと思うよ。

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