にちチャ「お笑い統一王座グランプリ2019」

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『そろそろにちようチャップリン』の、4月から始まったネタバトル・コンテスト。そこで勝ち抜いた、漫才・コント・ピン芸の統一王者を決めるグランドチャンピオン大会、【お笑い統一王座グランプリ2019】が18日放送された。

今年のグランプリ大会に進出したのは、漫才5組とコント7組の合計12組。コンテスト番組ではイマイチ笑いの取りづらい、ピン芸人と女芸人が選ばれていないのがガチっぽくて良い。

テレビ東京のマイナーなお笑い大会ながら、チャンピオンの座を争うのはいずれも腕のある実力芸人たち。先日放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』とは比べ物にならない安定の面白さで、過剰な笑い声がないのも好感が持てる。

Aブロックで登場したのが、しゃもじ、しずる、アインシュタイン、ネルソンズ、からし蓮根、コウテイの6組。漫才のからし蓮根、今回の出場者の中では至って普通、多少インパクトに欠けた。同じく漫才のコウテイ、キャラとネタに“作り込まれ感”が見えてしまい、笑える度が半減してしまった。

しずるは安定のコントを披露。ネタはとても面白いのだが、個性が弱いのでキャリアの割には突き抜けない印象。コントトリオのネルソンズ、和田まんじゅうの“ウンコマン”が秀逸なネタで笑えるが、実力者揃いの中で一歩及ばなかった。

今年ブレイクのアインシュタイン。最近、吉本ブサイクランキング1位に選ばれたモンスター稲田は見た目のインパクトが強いが、去年辺りから腕を上げ、そのキャラを生かせるようになったと思う。また稲田の陰に隠れがちだが、相方・河井も仕切り上手、決勝進出までもうちょっとだった。

そして、Aブロックで勝ち抜いたのは、コントのしゃもじ。このコンビ、二人とも上手いし面白いし、分かりやすいコントで楽しませてくれた。人気者アインシュタインの173点を上回り、若い女性観客から186点の高得点を得てファイナルへ。

続くBブロックで登場したのは、ジェラードン、たくろう、プラス・マイナス、Gパンパンダ、かが屋、ラフレクランの6組。漫才のたくろうは、天然キャラ・赤木のシュールなボケで笑わせる。ただキャラに頼りすぎで、漫才の評価は今一歩。インテリコンビのGパンパンダ。ネタは面白いが、こっちはキャラがイマイチ。

Wボケ・かみちぃと西本の、キモキャラぶつかり合いがユニークなジェラードン。今回は西本の大げさすぎるアクションで笑いを呼んだが、思ったほど得点は伸びなかった。一方、高いポテンシャルで爆笑漫才を見せてくれたのが、プラス・マイナス。キャラ・ネタ・腕の確かさと三拍子揃った芸で、173点の高得点を獲得した。

しかしプラス・マイナスを上回る178点で勝ち抜いたのが、コントのかが屋。お笑い第七世代の若手の中で、独自の世界を築いているのが彼らだ。日常のひとコマを切り取って笑いに変えるセンスは、他の追従を許さない。

そしてもう1組176点を得て勝ち上がったのが、味のある演技と巧みな構成のコントで楽しませるラフラクレン。ラフラクレンは今年の『NHK新人お笑い大賞』でもチャンピオンに輝いた、注目のコンビである。

奇しくも高い演技力で魅せるコンビ3組の、コント合戦となった最終ステージ。結果は僅差で かが屋をかわし、ラフレクランが2019年のグランドチャンピオンとなった。

とにかくラフレクランの二人は演技が達者で、自然にコントの世界へ引き込んでしまう魅力を持つ。

他のお笑いコンテスト番組では、ハズレ芸人やハズレネタが登場することもままあるが、今回の『お笑い統一王座グランプリ』は粒揃いで楽しめた。

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