「相席食堂・街ブラー1グランプリ」後半




今週の『相席食堂』は、M-1グランプリ2019決勝大会で敗れた初出場組を集め、彼らがロケの腕を競う【街ブラー1グランプリ】の後半戦。

先週、大阪・京橋で街ブラロケを行なったのは、インディアンス、ぺこぱ、オズワルドの3組。そして今週は残りの3組が、新世界に舞台を替えロケ名人・千鳥の厳しい審査を受ける事になった。

後半戦のトップバッターは、若手の期待株・からし蓮根。ツッコミ・杉本 青空(そら)と、ボケの大男・伊織による熊本出身の同級生コンビだ。

冒頭の挨拶では、薄着で寒いのかシャツを引っ張りモジモジする伊織。ノブは「ずっと下向いとるがな」とダメを出すが、大悟は「伊織ちゃんは、デカイけど少女だからモジモジすんのよ」と温かい目線。からし蓮根の二人は、食堂を探す前に、伊織の服を買いにメンズショップへ。

伊織の着替えを待つ間の青空、店舗に並べられた派手な服を手に、ナイスなツッコミで場を繋ぐ。VTRを見る千鳥も「いい展開ですよ」と好感触、あとは伊織のボケ待ちだ。すると、金ピカの衣装を纏って試着室から現れた伊織、千鳥も「ジャンルが分からん、ピコ太郎?」と苦笑するしかない。

だが店のおばちゃんに「バッチリや」とおだてられ、11,190円の金ピカ衣装を購入する伊織。「買わされた?」とイマイチ戸惑い気味だが、もうあとの祭りでした。

そして「Hなガチャガチャ」マシンを見つけた伊織は、“女のアレ”と書かれた500円のシークレットカプセルを購入。中身を開けずに、「困ったときに」とそのままポケットへしまう。これに千鳥は「展開づくりがうまいね」と、なかなかの評価だ。

飲食街を歩いていたからし蓮根は、『やきとり虎ちゃん』で歯のないニット帽のじいさんを発見、すんなり“相席成立”となる。するとじいさんは精一杯に目を開き、「千鳥が一番好きや」とカメラに向かって挨拶。「わしらの客層、このじいさん?」と薄ら笑いで顔をこわばらせる大悟に、「いまの千鳥のファンは、歯がなくて目がビー玉です」と悪ノリするノブ。

タロット占いで道草したあと、串カツ屋に入り旅行中の奥様二人組と遭遇。“相席成立”となるがイマイチ会話がハネず、「占いを受けてから調子が悪い」と大悟も静観の構え。するとポケットに手を入れた伊織、温存しておいたシークレットカプセルで伏線回収を図る。

「おおっ」と声を上げる千鳥。渡されたカプセルを開いた奥様の手には、黄色い紐パンティーが出現した。微妙な感じではありましたが、どうにかオチをつけてロケは終了しました。

そして千鳥の採点は、ノブが83点で大悟が70点。青空がじいさんの良さを引き出していたが、後半の失速が惜しかったとの評価。

次に登場したのは、ボケ・三島とツッコミ・南條によるコンビの、すゑひろがりず。冒頭から、金屏風を背景に鼓と扇子を使った、“いにしえの言祝(ことほぎ)スタイル”で挨拶。仕込みは万全だが、時間をたっぷり取った前口上に「早よいけ」と、千鳥から小声のツッコミが。

ロケを開始したすゑひろがりず。“いにしえスタイル”をやり続ける彼らに、「これどう見たらええん?」と大悟は戸惑い気味。ノブは「タイムスリッパーの二人だと思ってみて下さい」と、スタイルを貫く彼らに理解を見せる。

街をゆく二人は、からし蓮根と同じ「Hなガチャガチャ」マシンを発見。さっそく500円を投入すると、シークレットカプセルから“奥方様の紐襦袢”がご開帳。すると三島はそれを口に咥え、特技「江戸の名物・パンティ玉すだれ」を披露。網状の小さい布が、なんと一瞬にして東京タワーへ。

この妙技に千鳥は大爆笑、「素晴らしい、これなんですよ。ついにこの大会が爆発しましたね」と絶賛のお言葉も。このあとすゑひろがりずは、「細球」と呼ぶスマートボールの遊戯場に入店。そして偽小判を使った小ボケで、またもや千鳥から「イイネ」のポイントをゲット。ノブからは「あるぞ、『ヒルナンデス!』のロケとか」と褒められ、好調なロケが続く。

だが次に入った立呑処では、客との絡みで“いにしえスタイル”が崩れ気味、少し評価を下げてしまう。焦りの見えるすゑひろがりず、良さげな店を見つけて覗くと「ちょっと待って、またあれ(相席食堂)やね」の声が。

なんとその店は、からし蓮根がポイントを稼いだ『やきとり虎ちゃん』。そしてカウンターの奥には、あの歯がないじいさんのニット帽姿が。思わず「ちょっと待ってぃ!!」のボタンを押す千鳥、「毎日おるんや。でもここは“行き”ですよ」と展開を見守る。

だが運悪く、居合わせた女の酔客にペースを乱されてしまう、すゑひろがりず。酔っ払いの掻き回しに困り果てた三島は、女の「イエーイ」に、。「やめてくだされ」と苦虫を噛み潰したような顔。絶妙の間で出た“古典ツッコミ”に千鳥は大笑い。

「わたくしども、勝負がかかっております。エーとかワーとか、本当にやめてくだされ」とマジ訴えの三島に、「これをインディアンスは言えんかんったのよ」と大悟はお褒めの言葉。こうして すゑひろがりずは、終盤の巻き返しに成功した。

ロケは終了。彼らへの採点は、千鳥が二人とも90点をつける高得点。「ロケに人柄が出ていた」と、好評価の感想が語られた。

最後の挑戦者は、M-1最下位の雪辱を果たすべく登場した、ニューヨーク。ボケの嶋佐は、冒頭の挨拶で気合いの動きから「スパイダーマン」のポーズ。屋敷が軽くツッコむと、これが思いのほか千鳥にウケて「イイネ」。二人は好スタートを切った。

街ブラを開始したニューヨーク。ほどなく、昼間から酔っ払ってはしゃぐポッチャリ女子に遭遇。一緒に立ち飲み屋に入って“相席成立”となるが、「私は今日、仕事クビになんたんです」と驚きの一言。どうやらヤケ酒らしいが、それでもサッパリしたキャラで楽しい場をつくりだす。

その屈託のない笑顔と明るさに大悟も「ちょっと好きになりだした」とニコニコ顔。相席が終わると、別れを惜しむポッチャリ女子に嶋佐がハグ。「泣かないで」と、優しく彼女の頬を拭く嶋佐。まるでドラマのような場面にノブは、「佐藤健やん」。

良い感じのニューヨーク。このあと、すべり台で顔を強打するという荒技で笑いを取ると、撮れ高充分ででロケは終了した。千鳥の採点は、ノブが90点で大悟が91点。ニューヨークが僅差ですゑひろがりずをかわし、【街ブラ-1グランプリ】1位となった。

最初、うっとおしいかと思えたポッチャリ女子。それを可愛いく見せたのは、ニューヨークの功績と高い評価。ちなみに大悟のプラス1点は、「スパイダーマン」が良かったからという理由だ。

でもそれぞれの街ブラロケが面白かったので、「みんな合格」という千鳥のお言葉。ただし、12点のインディアンスを除いてだけど。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク