大相撲無観客場所 千秋楽が無事終了




新型コロナウィルスの影響で、無観客開催となった大相撲大阪場所。場所途中で千代丸が高熱を発症し心配されたが、PCR検査は陰性。あとは大きなトラブルもなく、千秋楽までの全15日を無事完走した。

優勝争いは、14日目を終わって12勝2敗で並んでいた両横綱、白鵬と鶴竜が結びの一番で直接対決。この取り組みの結果は、白鵬が鶴竜を寄り切り通算44回目の優勝。しかし勝負が決まった時、観客の歓声もどよめきもなく、なんとも静かであっけない大一番だった。

優勝した白鵬は取り組み後のインタビューで、「モチベーションの持って行きどころが難しく、浮き沈みの激しい15日だった」と、その大変さを語っている。

無観客で行なわれた場所には興味深い面もあったが、こんな異様な景色は今回限りで願いたい。


三賞の殊勲賞には、白鵬を破った阿武咲。敢闘賞には12勝を挙げた隆の勝。技能賞には11勝を挙げた碧山の、それぞれ三力士が受賞した。

今場所大関穫りが懸かっていた朝乃山は、千秋楽に大関の貴景勝に勝って11勝4敗の成績。目安の三場所33勝の規定に届かなかったが、大関昇進に望みを繋いだ。

いっぽう膝に違和感を抱えながら、一人大関の責任からか無理を押して出場し続けた貴景勝。千秋楽で朝乃山に敗れて7勝8敗と負け越し、次場所はカド番となってしまった。

十両では、元大関・照ノ富士が10勝5敗と復調の気配。東十両3枚目での好成績だけに、来場所の幕の内復帰が有力視される。膝の故障と糖尿病でどん底まで落ちた照ノ富士だが、28歳はまだまだ若い。

モンゴル力士の先輩、白鵬と鶴竜が30歳半ばでまだまだ健在ぶりを見せつけているので、再び大関を目指して頑張って欲しい。

大相撲は無事終わったが、これから当分スポーツの公式戦や大会の予定もなく、なんとも寂しい限り。どうにか来月には、何らかの明るい兆しが見えるようになって欲しい。

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