「相席食堂」白塗り-1グランプリ(後半)

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トランプマンの暗黒の口

今週の千鳥『相席食堂』は、先週に引き続き「白塗り-1グランプリ」の後半戦。そして千鳥が4番手に選んだ【魔術師】は、ベテランマジシャンのトランプマンだ。(白塗り歴30年)

「えーっ、喋らん人やん」と目を丸くするノブ。大悟はトランプマンの年齢を60歳くらいと推定、「白は強いけど、おじいちゃんやん」とノブはさらに不安を強くする。

白い食べ物を探し、お店に入ると、そこにいたおばちゃん二人組と無言で相席成立って、なんか不気味。全く喋らないトランプマンに、相席したおばちゃんから「これで成り立つんですか?」と心配される始末だ。それでもグルメリポートを頑張るトランプマン、豆腐を口にしてのGoodポーズで美味さをアピールする。

ここで大悟が〈ちょっと待てい〉。「白いのは分るんやけど、口ん中真っ黒じゃない?」と、口を開けても歯が見えないのが気になる様子。そういやあ2・3ヶ月前の『探偵!ナイトスクープ』でも、【大川栄策の前歯が見たい!】の依頼をやっていたな。

喋らない男

この後もいっさい喋らず、相席成立のたびにカードマジックを披露するトランプマン。ノブは飽きたのか「ネタが古いよ」とツッコミを入れると、大悟は「それを言っちゃあ、あかん。あかんけど、濱家のがうまいよ」とさらに追い打ちをかける。

最後にもう一軒、中華料理屋で若い女性二人組と相席成立。そこでトランプマンが辛そうな麻婆豆腐を掻き込むと、思わず口から「ふう」の呟きが。すかさず千鳥は「ちょっと喋ったよな」「声聞こえたぞ」と興奮気味。

その口の中も真っ黒、「もしかしたら、歯全部抜いてるかも」と不思議がる千鳥の二人。でも大丈夫、大川栄策も見えにくいだけでちゃんと前歯がありました。

こうして無言のままロケは終了。「これテレビか?」「この番組無茶苦茶やな」と呆れる千鳥だが、その採点はノブ24点、大悟22点と予想外の高得点。でも技術点って、ロケの技術じゃなく手品の技術? 明らかな採点ミスで、トランプマンがペロリナを抜いてまさかの一位に躍り出た。

豆飛ばし芸だけの梅垣義明

5人目は、謎ワードの【笠岡】。その正体は、千鳥の故郷の先輩、ワハハ本舗の梅垣義明でした。(岡山県笠岡市出身、白塗り歴30年) 「梅垣兄さんやないですか、地元の大スター」と声を上げる大悟だが、「白塗りというカテゴリーじゃないのよ。豆の人」とスタッフに意義を唱えるノブ。

元祖ドラアグクイーン?の装いで現れた梅垣。最初のツカミは、カツラに仕込んだ吹き戻し3本を使っての「プッ」。シンプルな仕込みで笑いをとる稲垣にノブは「兄さん、白も女装も関係ないじゃない」。

そして、鶴橋のストリートをひととおり流ししたあと、食堂に入って先客のおじさんと相席成立。だがそれ以降、ボケようともせず素で会話をする梅垣にノブは、「あの、ごめんなさい。普通のおじさんじゃない」と苦笑い。大悟も「これ(プッ)以来、なんもせんやん」と、口をあんぐりさせるしかない。

その後もロケVTRが盛り上がることなく、千鳥の二人も戸惑い気味。最後のカラオケ喫茶での挽回を期待するが、シャンソン『ろくでなし』歌唱からの豆飛ばし芸は、結局何も起こらずにエンディング。しばしの沈黙から「兄さんの豆飛ばし芸は、大勢がキャーと言って盛り上がる芸だから。笑いじゃないのよ」と擁護する千鳥。

撮れ高が少なかったらしく、VTRは短めで終了。そして見終わった二人の感想は「兄さん、ご苦労様でした」と一言、コメントも笑いも少なめだ。

千鳥の採点は、忖度込みでノブが13点、大悟は9点。これには互いに「おまえー」とツッコむ千鳥。「また行って欲しい?」と問いかける大悟にノブは、「行って欲しーい?」。

詰めの甘いフリーザ

ハズレが続いて不安がる千鳥だが、最後に残ったのは【宇宙人】だけ。そしてトリとして登場したのは、「宇宙の帝王」全身コスチュームのフリーザ。(BAN BAN BAN 山本、白塗り歴13年) ペロリナに続いての「だれ?」だ。

「申し訳ないけど、こんなもん何人か集めてようやくの奴らやで」とダメを出す大悟に、「今日危ないよね」とノブも焦りを覚えている様子。すると天満駅の横で、達者なドラゴンボール物まねを披露するフリーザ。それには「似てるなあー」と感心する千鳥、モノマネの技術は高そうだ。

そのあとテンポよくロケを進めるフリーザ、「いいよ、いいよ」と千鳥の期待も膨らむ。そして出会ったお兄さん3人組と相席成立、グラスを手に取り「私フリーザは悟空に負けてしまった。完敗、カンパーイ」のギャグをかます。

これにノブは「変な営業行きすぎてるな」と渋い顔、大悟も「コンパの時に本業やっちゃっうタイプなんよね」と、不安が戻ってきた模様だ。グルメレポートもそつなくこなすフリーザだが、詰めが甘くて笑いがもうひとつ。

そつはないんだけど、逆に言えばハプニングもあまり期待できないということ。営業には慣れているようだし、素人への絡みも上手いフリーザ。ただ爆発的な笑いも起こることなく、ロケは終了した。

千鳥の採点は、ノブが15点、大悟が20点の中途半端な得点。喋ってないトランプマンが1位となった。この結果にノブは「優勝はトランプマンですね。ちょっと待て優勝か? ペロリナやろ」、大悟も「ダントツでペロリナが面白かったよ」と今更のお言葉。

ペロリナの初々しさや、コウメ太夫のポンコツさで楽しませてくれた、先週の「白塗り-1グランプリ」前半戦。それに比べて、後半戦はちょっと失速気味の印象。それでなくてもトリッキーな企画なのに、スタッフは人選を攻めすぎだよう。

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