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《 サッカー人物伝 》 フリスト・ストイチコフ

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「 ブルガリアの闘将 」 フリスト・ストイチコフ ( ブルガリア )

パワフルかつスピードあふれるドリブルで敵陣を突破、強烈な左足キックで相手ゴールを陥れた。加えて繊細なボールタッチを持ち、正確なパスで味方のチャンスを演出。また気性の荒さで知られ、並外れた闘争心と勝利への執念で仲間を鼓舞し、その姿からブルガリアの「闘将」と呼ばれたのがフリスト・ストイチコフ( Hristo Stoichkov )だ。

ブルガリアの強豪CSKAチェスカソフィアで頭角を現し、89-90シーズンは欧州最多得点者に与えられる「ゴールデンブーツ賞」を受賞。その活躍がヨハン・クライフの目に止まり、90年夏にはスペインの名門FCバルセロナに移籍。「ドリームチーム」のエースストライカーとして多くのタイトルに輝いた。キャリアの晩年には柏レイソルでプレーしている。

ブルガリア代表でも絶対的エースとして活躍。94年アメリカW杯で初出場を果すと、6ゴールを挙げて大会得点王。過去W杯未勝利だったブルガリアをベスト4に導き、同年のバロンドールに選出される。ユーロ96と98年W杯にも出場するが、1次リーグ敗退を喫した。

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なお、《サッカー人物伝》は有料記事となりますのでご了承ください。

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