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《 サッカー人物伝 》 カルロス・バルデラマ

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「金髪のライオン」カルロス・バルデラマ(コロンビア)

ライオンのたてがみのような金髪アフロをなびかせ、サルサを彷彿とさせる独特のリズムでゲームを構築。一度ボールを支配すれば決して失うことなく、巧みな足技でチャンスを演出した。一撃必殺のスルーパスを繰り出してチームを勝利に導いたコロンビアの10番が、カルロス・バルデラマ( Carlos Alberto Valderrama Palacio )だ。

独自のプレースタイルを貫いてしばらく雌伏の時を過ごすも、85年に移籍したデポルティーボ・カリでその才能を発揮。その活躍により、88年にはコロンビア人として初めて欧州のクラブへ移籍する。そのあと96年に発足した北米リーグでも活躍。ハイレベルのテクニックと個性的なルックスで人気を博した。

代表では87年のコパ・アメリカで国際舞台に登場し、特異な風貌と針の穴を通す正確なパスで世間を驚かすと、以降10年以上にわたりコロンビアの顔としてプレー。イギータ、リンコン、アスプリージャらの個性派集団を司令塔として操り、南米でもアウトサイダーだったコロンビアを90年、94年、98年と3大会連続でW杯出場に導いた。

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なお、《サッカー人物伝》は有料記事となりますのでご了承ください。

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