「芸人先生シーズン3」チョコレートプラネット




今回の『芸人先生シーズン3』は、チョコレートプラネットの2人を講師とし、2週に分けてビジネス講座を行う内容。新型コロナ対策により講師と生徒たち、それぞれ自宅から通信を繋いでの完全リモート放送だ。

チョコプラの講義を受けるのは、大手アルコール飲料メーカー・アサヒビールの若手社員たち。第1週目は【その時間、無駄にしてませんか?】をお題とし、チョコプラがネタ作りのアイデアを、ビジネスに活かす発想術として伝授する。

まずはカジュアルスーツ姿の長田と、IKKOさん扮装の松尾が分割画面に登場。あれ、生徒側にも松尾IKKOが? と思ったら、よく似た格好の水落 薫さん(量販営業統括本部、入社11年目)でした。画質の悪さとレスポンスのズレが少し気にならないでもないが、マスクを着けたままだった前回の講義に比べるとずっとマシ。


生徒さんたちの悩みは、日頃の業務が忙しくてアイデアを考える時間がないということ。そこでチョコプラは、「限られた時間をどう使うか?」を提案。2018年に大ブレイクを果たしたチョコプラは大忙し、171日間休みなしで働いたこともあったそうだ。

その忙しさの中で長田は、「スキマ時間でネタを見つける」を意識。まずは面白そうだと思ったタネをスキマ時間で拾い集めて、別の時間にアイデアを膨らませてネタに仕上げようというやり方を講義する。

これにはビジネスコンサルタントの和田裕美先生も、「チョコプラさん凄い、さすがです」と大絶賛。企画のタネを考える時間と、発想をカタチにする時間を分けることは、新商品をつくるのに効率の良いアイデア発想法とされていて、専門用語では「ツァイガルニク効果」と呼ばれる心理現象だそうだ。

まずはタネを集めて、別の時間で膨らませる。時間を掛けて寝かしておくことで、アイデアが熟成するという効果も狙った発想法。ホント、ただ忙しいと言っているだけじゃ何も生まれないよな。参考になったぞ。

2週目のお題は、生徒5人を入れ替えての【見切り発車オーライ】講座。今回の生徒の悩みは、企画が通らない、理解されない、実現までに時間が掛かって旬を逃してしまうという、大企業にありがちな風通しの悪さ。

そこでチョコプラが提案するのは【「とりあえずビール!」のようにネタだし】。粗削りでもいいので、とりあえず新しいアイデアを出してみるというのが、チョコプラのネタ作りのポイント。そこで世間の反応を見て、ネタをブラッシュアップ。そしてSNSに出して評判の良いものを、テレビに持って行くという方法だ。

現在ステイホームで2ヶ月ほど活動制限中のチョコプラ。そんな環境でもほとんど毎日ネタをYou tubeにあげているという長田に、生徒たちは感心しきり。そこで発信した新ネタで、今ジワジワきているのが「Mr.パーカーJr.」。とりあえずやってみたリズムネタだが、テレビでも好評、SNSの再生回数も280万回と、結構バズっているらしい。

この「とりあえず出してみる」というやり方は、和田裕美先生によれば「今の時代何が売れるかわからないからこそ、とても有効な方法」だそうだ。あの “Instagram” も、元々は位置情報共有アプリとして開発された “Burbn” という商品。それがユーザーの意見を取り入れて改良が施されたことで、今や世界で10億人が利用する人気アプリとなったとのこと。

そしてアイデア発信の場所として、チョコプラが提案するのは「社内Tubeのススメ!」。アサヒグループ2万9千人のスケールメリットを活かして、社内SNSで企画をオープンに評価しようという提案だ。

この「社内Tube」のメリットは、① 企画を担当者以外からも評価されるため、社員のモチベーションがアップする。② 企画実現の機会と発案者が増えることで、競争意識を持つようになる。③ さまざまな部署から企画が集まり、いろいろな意見を参考にアイデアをブラッシュアップ出来る。と、いいことだらけ。

松尾のIKKOさんも、最初の粗削りメイクから周りの人がブラッシュアップしてくれて、今の完成形になったそうだ。このチョコプラの提案に、生徒も「すごく魅力的なシステム」と賞賛モードだ。


さすがはアイデアマンのチョコレートプラネット。100、200ネタをつくれば1つぐらい当たるだろうというポジティブさが、彼らの最大の成功ポイントなんだろうね。

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