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「芸人先生シーズン3」アンガールズ その1

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【「それあるよね~”」を大事にしよう】

今回の『芸人先生シーズン3』は、筆記具や画材で有名な大手文具メーカー “ぺんてる”  の社員6人が生徒となってリモート受講。講師を務めるのはコント一筋20年の人気コンビ、アンガールズの田中卓志と山根良顕の2人。

商品開発本部で働く6人の悩みはいずれも同じ、「画期的な新商品が出せてない」「過去の製品を超えられない」という、アイデア飽和状態にある文具業界ならではのもの。そこでアンガールズの2人は、【「それあるよね~”」を大事にしよう】のテーマを掲げ、コント作りのアイデアを新商品開発に活かすためのビジネス講座を行う。

お笑いの世界でもネタのパターンは出尽くしており、単独ライブで新作を卸すのも100本アイデアを出して1つ使えるかどうか。いつも新ネタつくりには苦労しているという田中。そこで日常テレビを観たり雑誌に目を通す中で、「それあるよね」と感じた共感ポイントを付箋にメモして貼り、アイデアのひらめきに活用しているそうだ。

お笑いは共感から生まれるというのが田中の考え。だから共感して貰いやすい「あるある」ポイントを見つけるのが、新しいコントをつくる際の発想術だということらしい。

【「それあるよね~」を面白がろう】

そこで田中は、文房具の「あるある共感」を新商品のコンセプトとする【「それあるよね~」を面白がろう】を提言。日常転がっている「あるよね~」を見逃さず、その先のストーリーを膨らませて、どうなったら面白くなるのかを考えようというものだ。

つまり既存の商品を改善するのではなく、面白がることで今まで気づかなかったニーズを掘り起こせるのでは、というのがこの提言の趣旨。機能面では行き着いてしまった感のある文具業界で、画期的な新商品を生み出すのは至難の業。これからは性能より、ユニークさやオリジナリティーの方に開発の目を向けようということだ。

ここでビジネス・コンサルタントの和田裕美先生が、ニーズを掘り起こして大ヒットした例を挙げ、アンガールズ式の発想術を解説。下着メーカーのワコールが「ブラジャーに求めることは?」というアンケートを女性に行うと、「着け心地」や「バストを大きく見せたい」といういつもの回答が上位に来る中、「胸をコンパクトに見せたい」という新しいニーズも出てきたそうだ。

そこでワコールは “胸が小さく見えるブラジャー” を開発、まさかそんなに売れないだろうと思っていたところ、なんと発売1週間で完売するほどの大ヒットとなってしまったという話。胸の大きな女性にしてみれば、突出している部分がシルエットの美しいバランスを崩しているって感覚なのかな。知らんけど。

「面白がる」という発想から生まれた商品とはちょっと違うような気もするが、視点を変えることで新しいニーズが生まれることの好例なんだろうね。

【「それ言いたいよね~」を見つけよう!】

続いてアンガールズは、【「それ言いたいよね~」を見つけよう!】を提言。そしてVTRで紹介されたのが、田中の “言いたい言葉” から作ったバレーボールのコント。設定は田中がバレーボールの先輩で、山根が後輩の新入部員。田中に怒られ逆ギレした山根だが、追い詰めながらボールをぶつける素振りだけで全然ぶつけない。たまりかねた田中が「ひと思いにやってよ!」と叫んで落とすコントだ。

ビジネス講座とは関係ないが、アンガールズの面白さは  “ヤセでノッポ” の二人組が生み出す一種の非日常的空間と、エキセントリックで変態性を帯びた田中のキャラにあると感じた次第。ただそれだけだと客を引かせてしまうので、「日常のあるある」を使って共感と笑いを誘っているんだろうね。

「ひと思いにやってよ!」のオチを言いたいがために、逆算してバレーボールの先輩と新入部員という設定を考えた田中。そこで文房具を使った後に “言いたい言葉” を考えて、新製品のアイデアにする発想方を提案。つまり「共感ワード」を見つけることで、新しい発想のアイデアに繋げようということだ。

和田先生は「言いたい言葉」を使うメリットとして、「共感が湧く」「記憶に残る」「何回も言いたくなる」の三つをあげて解説。“言いたい言葉” を使ったアイデアは、「人の感情を揺さぶり、心情に訴えかける」という効果があるそうだ。

ということで今回もいろいろ参考になりました。そして来週もアンガールズが、【売れてからがスタートライン】講座で登場だ。

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