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「芸人先生シーズン3」ロッチ

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【自分の魅力、忘れていますよ】

漫才・コントには社会を生きていくノウハウが、ネタ作りには極上のアイデアが満載。それを生かす番組が『芸人先生シーズン3』(ホームページより)。今回は、コント職人ロッチのコカドケンタロウと中岡創一の二人が、2週にわたって奈良県で働く地元の男女4人にリモートで講義を行う内容。

奈良県には大仏と鹿のイメージぐらいしかなく、近隣の府県に負けているのでは、と悩みを訴える地元の生徒たち。そんな彼らに、「県外にばかり目を向けがちなのでは」と疑問を挟むコカド。奈良出身の中岡は、「鹿と大仏って言えるだけでもすごいな」とポジティブな捉え方。

他の県でイメージをぱっと言えるところは実は少なかったりして、その2つがある強みをまずは感じているとのこと。そこで講師の二人は【自分の魅力、忘れていますよ】講座による “自分再発見術” で、ロッチ流のアピール方法を伝授する。

【灯台下暗しになっていませんか?】

ロッチがテレビに出られるようになったのは、2009年に放送がスタートしたフジテレビのコント・バラエティー番組『THE THREE THEATER』の出演がきっかけ。はんにゃ、ジャルジャル、フルーツポンチ、しずる、我が家、狩野英孝、柳原可奈子といった当時気鋭のコント師たちが集まって、番組の用意したシチュエーションでネタを披露する番組だ。

その時まだ23歳だったはんにゃの金田や、柳原可奈子を始めとする若手の中で、30過ぎたおっさんのロッチだけは人気が無かったらしい。それでも「コントをやればどうにかなる」と自身を無くさずにやってきたことが、今の自分たちに繋がっていると語る。

そこでロッチがプレゼンするのが、【灯台下暗しになっていませんか?】。他府県から見れば良いところが沢山あるのに、地元民は身近過ぎて気がついていないのでは、ということ。そしてそこから一歩踏み入れてみると、さらに面白い情報が出てくると力説。そこで分かった強みを掛け合わせることで、もっと素晴らしいPRが出来るという提案だ。

【身内が一番の広告塔】

続いてのプレゼンは、【身内が一番の広告塔】。若い女性がメインターゲットの『THE THREE THEATER』ではいまいちウケなかったロッチ。それでも自分たちが面白いと思うことを続けていたら、ある日関根勤さんに「ロッチの芸は味がおいしい。まかない料理のようで抜群に面白い!」と褒められたそう。

そうやって周りの人が言い始めたことが、番組を作るスタッフの耳にも届くようになり、それが世間にも広まっていったそうだ。身近な人の言葉には熱量があり、説得力が生まれるというのがロッチの実感。自分たちをよく知る人の言葉に一番宣伝効果があるということ。

【セールスポイント、伝わってナンボですよ】

第2週目の講座は、【セールスポイント、伝わってナンボですよ】がテーマ。観光客が減少している現在、どのように名産品をPRするか悩んでいる生徒たちに、ストーリー生を重視した宣伝が効果的だと伝授する内容。

商品にかける思いが強いゆえに、宣伝文にいろいろアピールポイントを入れ込んでしまう生徒たち。そこに問題があると考えたロッチは、【全て伝えるのは諦めよう】を提案。笑いのポイントを1個に絞り、枝葉を削いで本筋を徹底的に見せるのがロッチのコント。

その代表作が、キング・オブ・コントで大ウケした「試着室でズボンを下ろしたまま」のコント。強調したいボケを繰り返すことで大きな笑いが生まれるこのネタは、セールスポイントを絞って伝わりやすくしたことの成功例。1つのポイントに注目してPRした方が、イメージが広がりやすいということだ。

次にプレゼンするのは、SNSを使った上手な伝え方。SNS上で普通に商品の写真を並べても、多くの「いいね!」を貰うのは難しい。そこでロッチの提案は、【買ってください、より、興味をもってください】。商品の宣伝をするよりも、物語性を重視して閲覧者の興味を惹きつけようということ。

ロッチのコントが面白いのは、シンプルなストーリーの中にユニークな物語性があるからなんだろうね。

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