19-20チャンピオンズリーグ ベスト4決定




ポルトガル・リスボンでの集中開催・一発勝負となった、19-20 UEFAチャンピオンズリーグ。12~15日まで準々決勝の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(フランス)はアタランタ(イタリア)に2-1と逆転勝ち、ライプツィヒ(ドイツ)はアトレティコ・マドリード(スペイン)に2-1の勝利を収めた。

そしてリヨン(フランス)はマンチェスター・シティー(イングランド)を3-1と下し10季ぶりのベスト4入、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はバルセロナ(スペイン)に対し、8-2の歴史的大勝を記録して勝ち進んだ。こうしてライプツィヒ、パリ・サンジェルマン、リヨン、バイエルン・ミュンヘンという、ドイツとフランスの4チームが出そろった。

92-93シーズンに現在の大会形式となって以来、スペイン、イングランド、イタリアのクラブが、ベスト4に一つも残らなかったのは初めてのこと、準決勝は18日にライプツィヒ vs パリ・サンジェルマン、19日にリヨン vs バイエルン・ミュンヘンの試合が行われる。



パリ・サンジェルマンはネイマールが逆転劇を演出。後半45分に左から折り返して同点弾をアシスト、3分後に途中出場のエムバペへのスルーパスで、決勝点の起点となった。ドリブル16回成功は08年のメッシに並ぶ大会記録、今大会最多となる9度の反則を受けながら攻撃を牽引した。

09年創設の新興クラブ・ライプツィヒは2度目の出場で快進撃、33歳のナーゲルスマン監督の下で若い力が躍動し、スペインの強豪を2-1と打ち破った。アトレティコは途中出場のジョアン・フェリックスが自ら得たPKを決めて一度は追いついたが、終盤に速攻を受けて決勝点を許した。

4日前のコロナ検査で二人の主力が陽性反応、苦しい布陣となったアトレティコだが、シメオネ監督は「良いわけはない。1対1で勝てず、スピードも相手が上だった」と潔く勝者を称えた。

シティと戦ったリヨンは積極的な交代策が当たり、途中出場のデンベレが2得点、3-1の快勝でユベントス(イタリア)戦に続いて金星を挙げた。ボール保持率は33%、パス成功率もシティーの3分の1に満たなかったリヨン。それでもシュート7本中6本を枠内に飛ばし、3点を奪う効率の良さだった。

シティは1-2とされた後半82分にスターリングがシュートミス、折り返しのボールを無人のゴールに蹴り込めず、至近距離からクロスバー上に大きく外す。直後に3点目を奪われ万事休す、3季連続のベスト8敗退となった。

ビッグクラブ同士の対戦は、バルセロナがバイエルンに8失点を喫するという屈辱的敗戦。シュート数も7対26と圧倒され、セティエン監督は「多くの局面で相手のパワーに圧倒された」と白旗を上げるしかなかった。

持ち前のパスサッカーが相手の激しいプレスに寸断され、速攻からサイドを崩されて次々に失点を重ねた。守備陣は相手のスピードに対応できず、頼みのメッシはシュート僅か3本で不発、オウンゴールとスアレスのゴールで2点返すのが精一杯だった。

今季リーグ優勝も逃したバルセロナの内紛は必死、監督更迭が既定路線となり、フロントを批判したメッシの去就も取り沙汰されている。もう一人のエース、スアレスもメッシと同じ33歳、シャビやイニエスタのようなゲームメーカーも不在で、強みを失いかけたチームは大きな変革を求められている。

一方のバイエルンはミュラーが2得点を記録、ドイツ人最多となるCL通算の113試合出場も果たしてマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。去年のニコ・コバチ体制では冷遇されていたミュラーだが、ディータ・フリック新監督のもと復活、バイエルンの象徴としての存在感を見せた。

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