ゴッドタン 腐り芸人セラピー7 タイムマシーン3号




今週の『ゴッドタン』は、闇を抱えた芸人に苦しみを吐き出させ、新たな一歩を踏み出して貰う救済企画【腐り芸人セラピー】の第7弾。今回の相談者は、20年の芸歴と実力を持つ漫才コンビ、タイムマシーン3号・関と山本の二人。悩める芸人にアドバイスを送るのは、もはやお馴染み、ノブコブ徳井、インパルス板倉、ハライチ岩井の “腐り芸人三銃士” だ。

一見は順風満帆そうに見えるタイムマシーンだが、幅広く笑いを取っていこうという20年の戦略がそもそも間違いだったのでは、と悩みを吐露する二人。ネタ番組が『爆笑オンエアバトル』ぐらいしかなかった頃、ファミリー受けを意識して次第に「嫌われない漫才」をするようになっていったそう。

その結果「オンバト」時代の成績は、出場回数も獲得キロバトルも最強を誇ったというタイムマシーン。しかしそこから伸びきれず、その頃全然ダメだったオードリーや南海キャンディーズに抜かれてしまったとう現状の悩みを吐露。


サンドウィッチマンに至っては、あの風体がNHKにそぐわないということで、オンバトのオーディションさえも通らなかったそう。それでも彼らは自分のスタイルを貫き、今では堂々の人気No.1芸人。一方、実力はあっても今ひとつ跳ねないタイムマシーン。平均的笑いを取りに行った戦略が間違いだったけど、自分たちでもどうしたらいいか分からないと嘆く。

それに岩井は「大衆性を重視した王道の漫才は伝統芸能。あなたたちは伝統と一緒に死んでいったほうがいい」と辛辣な言葉。板倉は「二人は(信念を曲げて)ポップなネタを選んだんだから、絶対に売れなければいけない。それで悩むのなら死んだ方がいい」とこれまた突き放した回答。徳井は「オンバトの頃が一番輝いていた。(大衆に合わせすぎたと言うなら)何で今、同じ事をやっていないんだ」と苦言を呈す。

しかし真の問題点はそのキャラクターにあるのでは、と核心に迫る “腐り芸人三銃士”。岩井は「技を繰り出しているだけ」板倉は「デブを嫌がっていない」徳井は「サイボーグみたい」と、スキルが高すぎて逆に人間味が見えてこないコンビの弱点を口にする。

サブMCの矢作(コロナ陽性前)は、「関って人相あんまり良くないよね」と鋭い観察眼で指摘。「実はメガネとかで人相の悪さをごまかしている」と認めた関が素顔を見せると、そこに現れたのは思った以上の極悪顔。でも矢作の「そっちのほうが人間味があるよ」の言葉には納得だ。

岩井は「関さんのサイコなボケが面白かった。本当はポップな人ではなく闇を抱えているんだろうな」と看破。すると関は「BB弾で撃たれた」「同じミニ四駆を10台買わされ、品質確認をさせられた」と、過去のキツいイジり体験を告白。そこで感情を抑えたことが、人間味を見せることの障害になっている模様。

徳井の「感情を出さず今のままで行くか、感情を出してもう一個ステップアップするか」の問いかけに、関は「感情を出したい」の考え。そこで “腐れ三銃士” との言い合いをし、キレることで人間味を取り戻そうと疑似喧嘩をトライ。

しかし関と3人とのやりとりは笑いに繋がらず、挑発しようとする板倉も無駄にヒートアップで試みは失敗。結局タイムマシーン3号の悩みは解決されませんでした。でもまあ、今のままでもいいと思うぞ。

後半はコロナ禍に見舞われたお笑い界を、3人の腐りレジェンドが語り合う緊急企画。【これをやったら終わり】のテーマで、「元ワーキャー芸人が、長年支えてくれた古参ファンの前で昔の芸風やキャラを否定するのは最低」と毒を吐く岩井。

「ピンポイント過ぎるな」と苦笑する劇団ひとりだが、徳井が「途端にキングコングを褒める奴のこと嫌い」と追い打ちをかけると、板倉は「わかる!」と賛同。手のひら返しでキングコングを褒める連中を表面では非難しているが、その実はお笑い以外で評価される元ワーキャー芸人をディスる内容。

この腐れ芸人三銃士は、どんだけキングコングにアレルギーがあるんだ。

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