「イングランドの鉄人」スタンリー・マシューズ(イングランド)
右サイドをドリブルで進み、中に入ると見せかけて右足アウトサイドで外へ出る。分かっていてもボールを奪えない、この “マシューズ” と名付けられた絶妙なフェイント技で、多くのディフェンダーを悩ました「ドリブルの魔術師」が、スタンリー・マシューズ( Stanley Matthews )だ。
マシューズは第二次世界大戦の戦前、戦後を通して長くイングランドの一級選手として活躍しただけではなく、その高潔な人格とフェアプレー精神、規律正しい生活から多くの人から敬愛され、サッカー選手として初めてナイトの称号を授かった。
その名声とは裏腹にビッグタイトルとは縁がなかったが、53年のFAカップ決勝で大逆転劇の立役者となり初の栄冠を獲得。この試合は「マシューズ・ファイナル」と呼ばれた。そして56年に始まったバロンドール賞の第1号受賞者となったが、この賞自体がマシューズのために創られたと言われている。
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