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「相席食堂」流し – 1グランプリ(前半)

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【流し – 1グランプリ】開催

日本を楽しませる6人のギタリストがエントリー。それぞれが関西のレジャースポット六カ所を訪れ、その魅力を “流し” でリポートする、『相席食堂』の賞レース企画【流し – 1グランプリ】が新たに開催。

今回参戦するのは、「世界王者」「歌姫」「流行語大賞」「冷やし中華」「ミスターデンジャー」「侍」という謎のキーワードを持つ6人の挑戦者たち。

千鳥の大悟とノブが審査員となり、「ギター」「笑い」「リポート」の3項目をそれぞれ10点満点で採点、2人の合計60点満点を目指し、【流し1 – グランプリ】を決定するという内容。

波田陽区のポンコツ感

まず様子見で選ばれたのは、かつて『エンタの神様』で一世を風靡した「ギター侍」こと、波田陽区。現在波田は福岡を拠点に活動、九州・山口地区でレギュラー番組6本を抱えるローカル売れっ子芸人だが、登場とともに染み出すポンコツ感が哀しい。

このポンコツ侍がリポートするのは、今年開演45年目を迎えた東映太秦映画村。江戸町のオープンセットでひと茶番やり過ごしたあと、10月3日にオープンしたばかりの新エリア、「エバンゲリオン京都基地」にご案内。映画村の世界観を崩すと嘆く千鳥だが、これも時代の流れだよね。

でも肝心な部分はシークレット、しかも侍のレポートが下手すぎて何のことやら、アドリブの持ちネタも不発というちぐはぐさだ。余りの使えなさにノブは、「何で1回でも売れたん?」と困惑気味。大悟もアドリブのツマラなさ苦笑するだけだ。

次に案内された人気スポットは、昨年オープンしたアミューズメント施設「天空クライミング忍登(SHINOBORI)」。忍者の気分を味わいながら、スポーツクライミングが楽しめるという体験型アトラクションだ。カラフルな色使いの施設に、「レゴランドやん」「もっと屋根瓦とか登りたいのよ」と唖然とする千鳥。以外と感覚が保守的なのね。

こんな楽しそうな施設でも、ポンコツ侍にかかると「四十肩が痛い!」を連発するだけで、ちっともその良さや特徴が伝わらないという嘆かわしさ。大悟が「相席食堂もアウトだし、ヒルナンデスでもアウト」と呆れると、ノブは「出んのよ、なんか面白そうなコメントが。『痛い!』で逃げているのよ」とズバリ指摘。

唯一の切り札「残念ネタ」もポッカーン状態で、いいとこナシの “流したリポート” には、大悟が11点、ノブも15点の計26点と厳しく採点。

ダイノジ大地のエアギター

2番目に登場したのは、世界大会2連覇のエアギター王者、ダイノジの大地。この元「世界王者」が訪ねたのが、兵庫県姫路市にある太陽公園。ピラミッドやモアイ像など、世界の観光名所をミニチュアサイズで再現。関西に居ながら1日で世界旅行が体験できる施設だ。

夜の太陽公園を案内してくれるのが、施設職員の斉藤洋子さん。そのぽっちゃり体型を生かしたノリの良さ、口調の柔らかさ、ユニークさに「このお姉さん おもろ」と、さっそく大悟の興味を惹いた様子。ノブも「いいですね、いいですね」と、このあとの展開に期待だ。

まず最初に案内されたのは、天安門広場。ひとしきりエアギターダンスを披露した大地は、なぜかドラえもんギャグを開始。「ボク天安門」のしつこいカブせに、たまらずノブは「違うオモシロイの下さいよ。中国オモシロイの」と食傷気味。「なるほどですー」と優しく対応してくれた洋子姉さんもさすがに困ったのか、「もうわかりました、大丈夫ですぅ」とオチで終わらせてくれました。

大悟は笑顔で「いいツッコミも出来るし、良かったねこの人と行って」、ノブは「今のところ大地さん、この人に助けられているよ」と姉さんの評価は上がる一方だ。

主役は洋子姉さん

次に向かったのは、ドイツの有名な「白鳥城」。ノイシュヴァンシュタイン城を2/3スケールで再現した、洋子お姉さんオススメのエリアだ。お城の中に入ると、そこには姉さん自らが手作りしたという怖いお化け屋敷が!。でも調子外れの「どうぞお入りください。お化けですぅー」の言葉に、ノブは「洋子さんの中身、ゆりやん がやってる?」と爆笑。

部屋の中の化け物を指さし「あれ死神、手作りですか?」と聞く大地に、「いえ、コストコですぅ」と洋子さん。そしてその隣、ブランコの魔女を「怖いですよー」と案内、大地が「うわー! ブランコ乗ってる。これは手作りでしょ?」と問いかけると、「いえ、アマゾンですぅ」

そのまた隣に進み、「うわー、ゾンビ出てきてる!。これはー手作りでしょ?」の大地のフリに、「棺桶が手作りですね」と答える洋子さん。「それ以外は?」と欲しがる芸人に、「はい、コストコとアマゾンでございます」と見事に落としてくれました。

千鳥の二人は「大地さんとのフリのタイミングとか完璧」「雰囲気とか間もいい」「ロケコント見ているみたい」の大絶賛。これにはVTRの大地も「もうちょっと抑えて貰っていいですか。僕 今のところ余り良いとこ見せていないんですよね」と降参するしかない。

ロケの締めは、口ギターによる「天安門」連呼の即興ソング。歌い終わって「洋子さん、いかがでしたか?」と大地が尋ねると、「感動ですぅ、ありがとうございますぅ。(太陽公園の)公式にこの歌はさせて頂きますぅ」と、最後まで持っていっちゃいました。

千鳥の採点は、大悟21点、ノブ20点の計41点。洋子さんに頼りすぎという感想でした。

牛好きの歌姫 藤原さくら

3人目には「歌姫」がエントリー。ロケの行われた大阪・ワールド牧場は、関西最大級の放牧エリアが目玉の家族アミューズメントだ。ギターを持って現れたのは、シンガーソングライターの藤原さくら。『相席食堂』のファンで自ら逆オファーしての挑戦とのこと。でもドラマに出ていたのを覚えているくらいで、「歌姫」といってもあとはよく知らない。

牧場に入るや、「待って、あすこに溜まってますよ。犬だまり」と独特の個性を醸し出すさくら。このあとエサやり体験でヤギに囲まれ、のしかかる一匹にボディを入れられて「うっ!」、思わず悶絶するオーバーオールの歌姫でした。

「かわいい、持って帰りたい」とヤギをなでなでするさくらに、「この牧場の子たちは買えます。7万円です」と係のお姉さん。餌を食べるヒツジに10万円、集団移動するガチョウにも一匹一匹3万円とテロップで値札。このよくない編集に、「コインとっていくファミコンみたい。チャリン、チャリーンって」と大悟。

そして牧場内を探索するさくらが見つけたのが、値段は応相談とテロップされた食事中のウシ。「すっごくかわいいー、大好きです私 牛が、動物の中で一番好き」とさっそく食いつく彼女。だけど「牛タンも食べ物の中で一番好き」って言葉には、「もう食べてるやん」とノブも渋い顔。

悪魔の牛喰い唄

次にリポートするのは〈鳥たちの家〉。手のひらのエサへ人なつこく寄ってくるインコに、目を丸くして「来たっ、この子欲しい!」。でもインコの値段が30万円と聞いて「高っ!」と、さらに目を丸くするのでありました。

最後はシンガーソングライターらしく、ギターを弾いての自作バラードで締め挨拶。「(♪ ボローン)牛はーかわいいのに、どうして美味しいのー?(♪ ボローン)牛はーかわいいのに、どうして食べてるんだろーう。どこをとってもだぁーい好き、牛が大好きさー。テールからベロの先ぃまで、牛が大好きさぁ。(♪ ボロン)」

千鳥の二人は「おいおい、悪魔か」「焼き肉屋の歌や」と呆れてツッコミ。牛がかわいいのか食べたいのか、変わった感性を持った歌姫だな。それに乳牛のこと忘れてるし。

千鳥の採点は、大悟が21点、ノブが22点の計43点。ワールド牧場の動物が買える、という情報を引き出したリポート力が評価されての高得点だ。

 

次回は「なんでだろう」で流行語大賞に選ばれた青ジャージ芸人と、「冷やし中華」でお馴染みのギター芸人が激突。そして謎の「ミスターデンジャー」も、はたして 【流し – 1グランプリ】 に波乱をおこすのか。

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