貴景勝 優勝決定戦を制し2度目の賜杯

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貴景勝と照ノ富士の優勝決定戦

横綱、大関の休場が相次いだ大相撲の11月場所。千秋楽で東大関・貴景勝と東小結・照ノ富士との優勝を争う取り組みが行われ、優勝決定戦を制した貴景勝が18年の九州場所以来となる2度目の賜杯を手にした。

結びの一番となった本割対決では、照ノ富士が浴びせ倒しで貴景勝に勝利。2人が13勝2敗で並んで優勝は決定戦に持ち込まれる。優勝決定戦では、本割の立ち会いで躊躇して流れを逃してしまった反省を生かして貴景勝が一気の押し出し、照ノ富士に反撃する間を与えず優勝を決めた。

横綱・白鳳と鶴竜が先場所に続き休場、大関の朝乃山と高安も途中休場となり、唯一残った大関として重責を負うことになった貴景勝。その重圧に耐え、15日間を安定した内容で見事に優勝、一人大関の責任を果たした。

今後への期待

今年行われた5場所(春場所は中止)の優勝者は、初場所が平幕の徳勝龍、夏場所が横綱の白鳳、7月場所が平幕の照ノ富士、秋場所が関脇の正代と、すべて異なる力士の優勝となった。年間の全場所で違う力士が制したのは91年以来29年ぶりとのこと。

また大関の優勝は21場所ぶり(17年初場所、稀勢の里以来〉となり、年間最多勝(51勝)も決めた貴景勝は今年最期の場所を優勝で飾った。貴景勝が所属する千賀ノ浦部屋は、親方の年寄名跡の関係で来年から常磐山部屋に名称変更。貴景勝は来場所の横綱獲り挑戦を、新部屋で始めることになる。

一方、決定戦で敗れた照ノ富士も、優勝を逃したとはいえ13勝2敗の好成績。先場所は左膝の変形性関節症で途中休場、8勝に留まったが、来場所優勝すれば一気に大関復帰の可能性も出てきた。今場所も膝の痛みに苦しむなど古傷の状態は相変わらずだが、15日間を乗り切ったことは明るい材料だ。

三賞は優勝争いをした照の富士が2度目の技能賞を獲得、今場所途中まで優勝争いに加わり、前半戦の話題を集めた幕尻・志摩の海が敢闘賞に選出、上位陣休場の影響で殊勲賞は該当なしとなった。人気の小兵力士・炎鵬(前頭11枚目)は、3勝12敗と絶不調で来場所の十両転落が濃厚。捲土重来の活躍を期待したい。

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