派手なセービングは好まず、冷静な判断と安定したキャッチング、抜群のポジショニングでゴールを死守し、「氷のゴールキーパー」と呼ばれたイタリアの守護神が、ディノ・ゾフ( Dino Zoff )だ。その冷静さの一方で、時に積極果敢なゴールキーピンピングを見せながら、決定的なピンチも鋭い反応で失点を防いだ。
リーダーとしても優れた資質を持ち、常にゲームの流れを見ながらDFとコミュニケーションをとってバックラインを統率。その読みの確かさと落ち着いたプレーはチームに安定感を与え、キャプテンを務めた82年のW・カップではイタリアを44年ぶりの優勝に導いた。
73年から74年にかけて国際試合で1142分無失点の世界記録を樹立、セリエAでも903分間無失点連続勝利の記録を作った。30歳で所属したユベントスではリーグ優勝6回、コッパ・イタリア優勝2回、UEFAカップ優勝1回と、数々の栄光をクラブにもたらしている。
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