「 バイエルンの猛将 」 ローター・マテウス ( ドイツ )
173㎝、70㎏と小柄な身体だが、確かな技術と豊富な運動量を兼ね備え、旺盛なファイティングスピリットでチームを統率したドイツの猛将が、ローター・マテウス( Lothar herbert Matthäus )だ。
20年の長きにわたってドイツ(西ドイツ)代表で活躍、同国最多記録となる150キャップを誇り、「ドイツの鉄人」と呼ばれた。5度出場したWカップでは優勝1回、準優勝2回に輝き、決勝で2度まみえたマラドーナに「彼は僕の最大のライバル」とまで言わせた。
名門バイエルン・ミュンヘンでも、中心選手として数々のタイトル獲得に貢献。攻撃からリベロまでこなせる万能さを見せた。インテル・ミラノ時代には、バロンドール賞とFIFA年間最優秀選手に選ばれている。
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