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ゴットタン 第6回 お笑いを語れるバー 2020年振り返り編

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2020年のお笑いを振り返る

今週の『ゴットタン』は、【第6回 お笑いを語れるバー 2020年振り返り編】。

MCの劇団ひとり、レギュラーのおぎやはぎの他、麒麟の川島、アンガの田中、東京03の飯塚ら「語り屋」を集め、2020年のお笑い界を振り返る内容だ。

冒頭、劇団ひとりに「2020年どうでしたか?」と振られたアンガ田中さん、「お正月番組で(自主規制)が出そうになった。ロケットスタートが切れた」と、おいしいハプニングを語るのもなんかキモイぞ。

M-1グランプリの振り返り

ます最初の話題は賞レース、去年の『M-1グランプリ』について。03飯塚は「優勝したマヂジカルラブリー・野田の、登場の仕方(正座)に覚悟を感じた」と賞賛。アンガ田中は「野田が今まで積み上げてきた ”突拍子のないやつ” というキャラが、あの舞台のあの瞬間に集約した」と勝因を分析する。

でも優勝後の現状は、その”突拍子のないやつ” というキャラが上滑り気味の印象。野田の不器用な頑固さも笑いに繋がらず、早くもマヂカルラブリーは正念場を迎えているようだ。

物議を醸した【漫才かどうか】の論争について、03飯塚は「漫才だと思いますけどね」と肯定的。麒麟川島は「マヂカルは、マヂカルというジャンルでやっている」の持論を展開する。

よく言われるように「これが漫才」という定義は無いのだから、要は「面白いか面白くないか」に尽きるのだと思う。ただマヂカルラブリーの場合、生現場で感じる熱量と、テレビモニターを通して観るものに温度差があるため、聴者の賛否を呼んでしまったのだろうと推測。

おいでやすこがの漫才

他のM-1出場者では、田中が ニューヨーク、飯塚が オズワルド をお気に入りに挙げる中、川島は おいでやすこがの漫才を「ピン芸人同士だからこそ出来るネタだった」と分析。

川島曰く、「フット後藤以来、ツッコミ芸人が “例えツッコミ” のようなテクニックの笑いに憧れて、みんな変化球ばかりを投げるようになっていた」とのここと。

そこへ おいでやす小田が、「ストレートが速かったら、どんなボケでも勢いで笑っちゃうんだ」を証明、全国ボケ芸人の「抱かれたい男No.1」となったらしい。

「キング・オブ・コント」と「THE W」

『キング・オブ・コント』の話題では、飯塚は空気階段の【霊媒師ネタ】と、ニューヨークの【やくざの帽子ネタ】を評価。ニューヨークが好きだと言う おぎやはぎも「あれは98点」と手放しで賞賛。

麒麟川島が名前を挙げるのは 滝音。「ツッコミのワードに独特の言い回しがあって、若いのに凄い変化球を持っている」と絶賛すると、03飯塚も「ツカミ、面白かったですね!」と嬉しそうに反応。

『THE・W』で審査員を務めた田中は、「斬新なAマッソの漫才と、ゴリゴリの笑いで見せる ゆりあんのピンネタは別競技。これで判定しろと言われても無理」とその難しさを語る。

ひとりの「自分の中の評価と、コンテストの結果にズレが生じないか?」の問いかけに、「結果と自分の順位にさほどの差はない。あとは好みになってくる」と飯塚。

「審査で好みを出していいですか」と聞かれた田中は、「審査員は複数いるんだから、好みはある程度出して良いと思う。そうやって好みを分散させることで、ネタの方向性にも多様性が生まれる」と説得力のあるお答え。

6.5世代芸人

次の話題は、去年第7世代芸人と同じくらい活躍した、6.5世代芸人について。田中は「第7世代というわかりやすいスターが出てきたことで、6.5世代は自虐的にいける。彼らは腕があるから、それを上手く利用してどんどん前に出れる」と鋭い分析。

川島は「ニューヨークの成長がすごい。暴言を吐いたりのヤバい芸風に、“M-1”と “キング・オブ・コント” の活躍で、ネタに強いという説得力が生まれた」と解説。さらに、「ニューヨークの前では、スベりたくないと気合いが入る。それだけ刺激を受けている」と絶賛モードだ。

いま勢いのある、かまいたち・山内の面白さについては「疑問形が上手い。コントでも『えーっ』の1発で笑いが取れる」と説明。「普通の人だと白目が出て嘘臭くなっちゃうが、山内のみたいにビー玉のような黒目だと、ヤバい奴に絡まれている感が出て面白い」のユニークな分析をする。

注目の若手芸人

ラストは「2021年、注目の若手芸人は」のコーナー。飯塚が挙げたのは、二人組コントの サスペンダーズ と、ハゲネタ漫才コンビの シシガシラ。そして田中が挙げたのは、男子高校生のリアルな描写が特徴的なピン芸人、リクロジー。

最後に川島が挙げたのは、漫才コンビの キュウ。キュウ は最近ネタ番組でよく見かけるけど、確かにあのダークキャラと独特の間を使った漫才は面白いぞ。今年の活躍に期待だ。

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