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「相席食堂 100回記念SP」極楽・山本×TKO木下

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極楽・山本とTKO木下の禊ぎ相席

今回の「相席食堂」は100回記念スペシャル、その内容は相席食堂らしい超攻め攻めの企画。

とある事情で地上波から姿を消した2人の男たちが、再起を賭けて天使の姿をした超希少生物を探す【エンジェル相席】の回だ。

ということで、極楽とんぼの山本圭壱とTKOの木下隆行の2人が、テレビバラエティー復帰のチャンスとばかりに禊ぎを兼ねて困難なミッションに挑む。

知床半島でのクリオネ探し

まず一人目の相席旅の舞台は、オホーツク海を臨む北海道の地の果て「知床半島」。貴重な動植物が多く生息する、世界自然遺産の場所だ。

そこへやってきたのは、極楽の山本。「うわー、山さんだー!」と手を叩くノブに、「えーっと、もうテレビに出てましたっけ・・」と大悟。「どう見よう?」と、ちょっと戸惑いの様子だ。

山本は「大悟 あなたの、お誕生日おめでとうが、出演のきっかけになりました」とカメラに向かって感謝。「本気にすなよー」とツッコむ大悟だが、「もしかしたら、スペシャル企画として加藤浩次さんも出てくるかも・・」とひらめいた様子。

今回、山本が探すのは「流氷の天使」と呼ばれる “クリオネ”。案内人は、知床を知り尽くす流氷のプロ、ネイチャーガイドの吉田里人さん。

そんな吉田さんでも、「今年はクリオネを1度しか見ていない。確率は0に近い」という超困難なミッション。山本は果たして天使に出逢えるのか。

嫌われ者の木下

一方の相席旅は、真反対の南国リゾート、沖縄の石垣島。「加藤さん?」と、期待しながらVTRを見つめる千鳥の前に姿を現したのは、TKOの木下。謝罪動画が大炎上 “バッド評価” 42万件という、芸人界随一の嫌われ者だ。

ノブは「違う、違う、違う。ペットボトル危っ!」、大悟は「まだテレビに出る顔じゃないな」と、まるで犯罪者を見るかのような反応。

木下は、自己プロデュースブランド「Bucca」の黒いパーカーを着て登場。最初は神妙な顔で口上を述べる木下だが、「暗いですかね? 明るくいきますか」と赤いアロハとパンツに着替えて再登場。だがそのアロハの下には、やっばり「Bucca」ネームの入ったシャツが。

「やっぱダメよな、これは」と首をかしげる大悟に、ノブも「ムカついたわ」とばっさり。だがナレーションで、ペットボトルのインサートがアップで映し出されると、大悟は「もう許してやってくれ。思い切って言うけど、そんなに悪いんかな?」とここでは同情的。

そんな木下に与えられたミッションが、「南国のクリオネ」と呼ばれるムラサキウミコチョウの捜索。石垣の海を知り尽くすダイバー平尾一也さんによれば、見つかる確率は50%とのこと。

「ちょうどいいやん。これは見せてあげたいし、自分も天使を見て精算したい」と意気込む木下。それを聞いた大悟は、「なんか見せてあげたいとか、偉そうやのこいつ」と嫌悪感丸出しでこきおろす。

命を賭けた相席ロケ

知床の山本は、オホーツクの流氷で探索を開始。昨日まで何もなかったのに、一晩で流氷が海岸を埋め尽くしたという、奇蹟のベストコンディション。

案内人に続いて浮島状になった流氷を渡ろうとする山本だが、体重を乗せた氷が冷たい海に沈みそうになり、危機一髪の状態。顔をひきつらせて「吉田さん、説明不足です」と言いながら、案内人のところまでたどり着こうとするも、今度は下半身が海にずっぽり。

「死ぬ死ぬ、山さん」と思わず叫ぶノブだが、「なんか “風雲たけし城” にあったど、こんなん」と大悟は大笑い。

それでも大悟は、「山さんの方は撮れ高が凄い。クリオネ見たいし、危険な感じもいいし、流氷の画が綺麗やん」の高評価。それに対して「木下は・・ 赤シャツの・・ 楽しいだけ・・」と苦々しい顔で厳しい評価。

悪戦苦闘しながらクリオネを探す山本。しかし日没の時間となっても天使が姿を現すことなく、時間切れとなって探索は翌日朝に持ち込まれた。

それにしても夕日が映し出す景色の美しさは、まるで『TBS世界遺産』を観ているような壮観さ。なんか相席食堂に似つかわしくない映像でした。

ペットボトルは凶器

場面は変わって石垣島のターン。「うわー、あいつが乗っとんか」と顔をしかめて移動車を見つめる大悟だが、車内でふんぞり返る木下に「まだ腕組める? わしやったら後ろ手に回しとる! こんなん護送車と一緒やからな」と目玉をひんむいての罵詈雑言。

まずはパワースポット屋良部岳に登っての、絶景を拝みながらのロケ成功祈願。だが短パンのお尻に大きく「Bucca」がプリントされているのを見た大悟は、「クソが、絶対バックショットで抜かれると思うて」と苦々しい顔。

山の頂上は、石垣の海を一望するまさに絶景ポイント。木下は、頂に突き出た岩の先端に座り、水を一口ごくり。「ちっ、ペットボトル飲んどるの アイツ」と呟く大悟に、「いいやろ、飲むよペットボトルは」とノブ。

それでも「拳銃持っとんと一緒や。銃刀法違反やで」と止まらない大悟に、ノブは「いまお前だけやで、怒ってるの」とあきれ顔。

このあと島の名店で食レポ。大悟は「おい、山登って、景色観て、飯食うて、これでビール飲んだらおしまいやぞ」の険しい表情。木下の「うままままーい」のギャグには、「おんもろないのぅ」とどこまでも厳しい。

木下は夕食を食べながら、「ホント、見れへんかったら 死にます」の決意表明。それにも「何いまの?」と眉をひそめる大悟でした。

ついに天使を発見

一方の山本さん、翌朝6時から流氷で探索を開始。スタッフ全員でクリオネの姿を求めるが、けっきょく限界の1時間30分を過ぎても見つからず、ついにタイムオーバーとなる。

諦めきれず「なんか手段ないですか?」と尋ねる山本に、吉田さんは「サロマ湖なら」とアドバイス。さっそくロケ隊は、100キロ離れたサロマ湖に2時間をかけて大移動。そこで紹介してもらったのは地元のクリオネ名人、前田三郎さん。

釣り竿の先に金網をつけた道具を取り出し、「ここで流れ着くのを待つ」という前田さん。「流氷で獲れんかったのに、これは難しいやろ」と悲観的な千鳥だが、「あっ、これこれ。はい、すくった」と電光石火の展開。

まさかと思ったら、バケツの中には正真正銘あの天使の姿が。「クリオネや!」と千鳥が拍手を送ると、山さんも「ウソみたいに流れてきました」と大喜び。

こうして見事にクリオネと “相席成立”。感動のフィナーレとなりました。

リゾート気分で禊ぎ失敗

「南国のクリオネ」を求める石垣島では、ダイビングスーツを着て海の底を探索。魚の群れが見渡せる透明感あふれる風景に、大悟は「めっちゃただの旅行やん。楽しい楽しい・・」と相変わらず手厳しい。

「修行してんねん。反省して」と擁護するノブだが、ウミガメを見つけて「うれしいわー」とはしゃぐ木下に、「山さんのと比較すると、腹立つなあー」と本音をポロリ。

何かを見て手招きをする平尾さんに、「あったー、あったー」と興奮する木下だが、見つかったのは “ウデフリツノザヤウミウシ”。「海のピカチュウ」と呼ばれる、人気の希少生物だ。

このあとも、見つかるのは「海のピカチュウ」ばかり。結局目的の「南国のクリオネ」は姿を現さず時間切れ、船上で「もう一度、行かせてください」と土下座する木下。

大悟は「謝りなれとるのお」とため息交じりの呟き。そして「見た? 土下座の時もマフラー巻いて」と最後までダメ出し。

ノブも「何で死んでないねん」の冷たいお言葉。大悟は「アイツ言ったよのう、死ぬゆうて。焼き殺すか、鉄板かなんかで」とお怒りが収まらない様子。

こうしてTKO木下の禊ぎは失敗。次のリベンジに乞うご期待だ。

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