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「相席食堂 101回記念」千原せいじ

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“ミスター相席” 千原せいじ 7回目の登場

千鳥の「相席食堂」新たなスタートとなる101回目の旅人は、7回目の登場となる “ミスター相席” こと千原せいじ。

今回は新潟県の佐渡島を舞台に、せいじが人気スポットを巡る相席旅を開始。だがそこには、とんでもない地獄が待ち受けていた。

誰にも文句を言うせいじには、スタッフや島の人たちの思いやりも台無し。番組史上最悪の大暴走となったロケに、千鳥の二人も怒りが隠せない。

スタートからの嫌な予感

たらい船や佐渡金山など、魅力的なスポット満載の佐渡島へ、宇宙服のような格好で現れたせいじ。7回目の相席旅となる せいじに「番組が後退しています」と大悟、「後退って言うな、前進や。だから101回目なの」とノブ。

「そうか。でも見ている人によっては、嫌いだよって・・そりゃおるよ」という大悟の言葉には、なんだか先行きの不安さが漂う。

せいじは、「佐渡島に船で来たけど、地獄やったで。誰も喋らへんかったし、陰気くさかった」と登場から文句を放言。千鳥は「そりゃしょうがない。今はみんな我慢しとんねん、コロナで」「あかん、あかんこれは」と早くも嫌な雰囲気。

島を巡る せいじには、ロケバスではなくちゃんとした観光バスを貸し切りで用意。「せいじに機嫌良くして貰おうと配慮してるのに、今のところ全部踏みにじっとる」と大悟。

金山に現れた最低の生き物

せいじがやってきたのは「史跡 佐渡金山」。そこには観光客の姿が見えず「誰もおらん。独り占め出来てええな」とデリカシーのない言葉に、「嫌な言い方するな」と顔をしかめる千鳥。

案内人の名畑 翔さんに挨拶もそこそこ、「昨日の日曜日は何組くらい?」といきなり不躾な質問。「30名くらい。オフシーズンになってますんで」の回答に、「オフシーズン言うても、先行きの見えないオフやろ。オンにいつ入んねんって」と偉そうな物言いで返す。

ノブは「悪魔や、デーモンや、サタンや。悪の最高峰」とあきれ顔。「大変な人たちに、なんなんやろ。うんこバエやな」と大悟がけなすと、ノブも「最低の生き物や」とさらにたたみかける。

今は観光地となった佐渡金山の採掘場跡。案内されて坑道を歩く せいじは、「人がいないのにスピーカーの音量がうるさい」とか、「江戸時代風の人形がイメージを誤らせている」とか言いたい放題。

「坑道の石が硬いので、“やわらぎ” という神様にお願いする儀式があった」との説明に、「俺がちょちょっと喋ったら、すぐに柔らかくなるんちゃうか」と せいじ。「逆に怒るんじゃないですかね」と冗談で返す名畑さんに、喰い気味で「怒るか!」と巻き舌のツッコミ。

「怖すぎるよ」と苦笑するノブに、大悟は「なんでこいつを解雇してないん? 吉本は」と大悟。「逢うてまだ数分しか経っていないこの人に、なんでこんな喋り方するん?」と、がさつ過ぎる芸風が理解できない様子。

「今日いつもより凄いね。過去6回より凄いわ」とノブ。それに大悟は「見ている人は『アレ?』と思うけど、こういう人なんです。これでも愛着を持って喋ってるんです、実は」と優しいフォロー。

このあと佐渡金山観光の秘策、VRアトラクション「アイランド・ミラージュ」を体験。最後まで上から目線でお節介アドバイスには、「なんで楽しかったって言われへんの? 楽しんでたやん 」と大悟。それでも「でもワクワクするな。こんな人、テレビで見られません」と楽しみだした模様。

不遜な態度でリポート拒否

次に向かったのは、天然記念物 “野生のトキ” のビュー・スポット。「行きましょ」と促すスタッフに、「あんな天然記念物、脅かしたりしたらあかんて」としかめっ面で拒否する せいじ。スタッフが何度か説得を試みるも、「いや、ええって。怒られんの嫌やねん」と言うことを聞かない。

「お、り、ろ」「全然行かんやん、ビッグチャンスに」と呆れ果てる千鳥だが、「動物には優しいのよ。人間が嫌いなだけやねん」とは大悟の説明。

そうこうするうちにトキが飛び立つと、「きれいやね、これええやん。ええの撮れた。よかった、よかった。もつわ」でやりすごす せいじ。

がさつ芸人 vs 名物住職

島の名店でお昼を済ますと、金山で噂を聞いたお寺に行きたいと言い出す せいじ。そこで尋ねたのが、巨大なウサギの石像がシンボルの“長谷寺(ちょうこくじ)”、140羽のウサギを飼う佐渡島の隠れスポットだ。

まずは寺の住職、富田宝元さんと対面。ユニークな住職は、「11の体験が出来る」と自ら考案した仕掛けを せいじにプレゼン。そこでさっそく「棺桶体験」を試すことに。

棺桶に敷いてある安布団を見て、「通販のやな」と言わなくてもいい憎まれ口。棺桶に入ると手荒に小窓を閉められ「雑いな もう」と呟く せいじに、住職は「死んだ人は喋らないでください」と早くも不穏な空気。

そんな せいじでも、何か感じ入るところはあったよう。しかし「これでも、コロナ落ち着いたら人気でそうやな。儲かるで」と禁句を口にし平気の平左。

次に案内されたのは「瞑想体験」。押し入れを利用しただけの瞑想部屋を見た せいじは、「これドラえもんの部屋やないか! コラッ」と暴言をかます。「ひどいなぁー マジで」と苦虫をつぶすノブ。「殴り合いになる寸前を、ずっとやっとるよな」と半笑いの大悟。

せいじは「こらお前、上か下かの違いで、上やったらドラえもんの部屋やないか!」とケンカ腰。促されてしぶしぶ部屋に入るも、もはや二人は険悪な雰囲気。

その後も「鐘つき体験」「読経」「重要文化財(掛け軸)」「天然記念物(三本杉)」と11の体験すべてに付き合わされる せいじを、ダイジェスト編集で紹介。

ワケありのお寺

最後に「お願いがあんだよ。いろいろしたじゃない、少しはお返しで庭をならしてください」と竹箒を渡そうとする住職に、「願い事叶ったら来るよ、掃除しに」と不機嫌そうに返す せいじ。

千鳥の二人は、「これ揉めるぞ」「瞑想の部屋からずっとイラついている」「まあ、ああいう編集するしかないわな。放送に耐えられんようなバトルがあるから」「最終決着はここだ」と、波乱の展開を予想。

あからさまに嫌がる せいじに、「だからお礼」と一歩も引かない住職。「飲酒運転して社会奉仕活動させられている奴みたい」と愚痴りながら、仕方なく箒を受け取る せいじ。

実はこの寺、慢性的な人手不足と財政難に悩まされているとのこと。「各旅行会社のツアーからこぞって外されているため、お賽銭がなかなか入ってこないらしい」と、なんかワケありのナレーションが入る。

「この寺は困ってんだ」と言う住職。「困ってんのやったら しゃあないな。頑張れば?」と、つれない せいじ。「それだけじゃなくて、なんかあるじゃない」と食い下がる住職に、「ワケのわからん ウサギの石像作ってみたりするからちゃう」と取り付く島もない。

「これ見て。お金ないからね、蒔で風呂焚いとんの」と、なおも理解を求めようとする住職には「お金ないからちゃうやろ」と庭掃きしながらバッサリ。

これには、「めっちゃケンカしとるやん」「こんなリアルなシーンあるん」「これは見れないよ。大人のガチ喧嘩やん」と千鳥も興奮気味。

「そうか大変なお寺なんだ、助けてあげよう。って一言あれば、住職もありがとうで終わるのにね」と渋い顔の大悟。「あれも良くなかったぞ。寺がこぞってツアーから外されているという説明。住職があれやからみたいなの」と返す刀でスタッフにも苦言。

相席旅のトリックスター

「最悪や」と悪態をつきながら寺をあとにする せいじ。このあと、ワカメ漁体験とワカメ料理の食レポでお口直しするも、相変わらず「曇天レストラン」のがさつさが不快感を残す。

ようやくVTRが終わり、ため息をつく千鳥。「なんかでも、なんやろな。気持ちのええ人やな」と大悟がフォローのコメント。それにノブは「き、き、き、気持ちのいい人?」と目を白黒。

ということで、これからも節目節目で出現しそうなトリックスター、千原せいじの面目躍如たる相席旅でした。

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