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20-21チャンピオンズリーグ、欧州リーグ 決勝

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20-21シーズンのチャンピオンリーグ(CL)決勝が29日、ポルトガルのポルトで行われ、チェルシーがマンチェスーター・シティーとのイングランド対決を1-0と制し、9季ぶり3度目の優勝を果たした。

劣勢が予想されたチェルシーだが、前半42分の速攻でハベルツがキーパーをかわしゴールをこじ開けると、押し込まれた後半は堅守で逃げ切り1点差の勝利を収めた。

昨季パリ・サンジェルマンでCL優勝を逃したトゥヘル監督は、チェルシーでその借りを返した。抜群の運動量を誇り、好守にわたり貢献したMFのエヌゴロ・カンテが、決勝のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

ランパード前監督の解任を受け、この1月からリーグ9位に低迷するチェルシーを引き継いだトゥヘル監督。まずは守備を整備し、1点差で勝てるチームをつくってCL出場権の得られる4位にまで押し上げる手腕を見せている。

昨夏に史上最高の移籍金7200万ポンド(約112億円)で獲得したハベルツは、CL20戦目の初ゴールが決勝点となり、同郷である(ドイツ)トゥヘル監督の期待に応えた。

マンCのグアルディオラ監督は、ボランチのフェルナンジーニョを外して得点力を誇るギュンドアンを先発させたが、この布陣は機能せず。後半には、司令塔のデ・ブルイネが負傷退場のアクシデント。不覚の敗戦となってしまった。

なお怪我のデ・ブルイネは、鼻骨と左眼窩骨折の重傷と判明。6月から始まるユーロへの影響が懸念される。

一方欧州リーグ(EL)の決勝は26日に行われ、ビリャレアルが延長1-1から突入したマンチェスター・ユナイテッドとのPK戦を11-10で制して初優勝を遂げた。

前半戦で久保健英(現ヘタフェ)が1次リーグ突破に貢献したチームは、21-22シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得。14~16年にセビリアで3連覇したウナイ・エメリ監督は、ビリャレアルで4度目の優勝となった。

試合は前半ビリャレアルがリードするも、後半マンUがカバーにのゴールで追いついて延長戦に突入。120分を終わっても決着はつかず、勝負はPK戦へともつれ込む。

両チームの選手が成功を続けた中、先行の11人目で「サッカー人生で初めてPKを蹴った」というGKのヘロニモ・ルジがゴール上に決め、直後に相手GKデヘアのキックに反応してセーブ。クラブに初のビッグタイトルをもたらし「最高の気分」と喜びのコメントを口にした。

エメリ監督は「PK戦は運ではない。敵を知り、正しいメンタリティーを保つこと。誇りに思う」と選手を称えている。

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