ジャマイカ戦の中止を受けて急遽決まったA代表とU-24代表の試合が、3日に札幌ドームで行われた。
A代表は日本サッカー協会100周年記念のポロシャツ型の青いユニフォーム、U-24代表は白いユニフォームを着用しての試合。五輪O/A枠の3選手、及び冨安選手の主力守備陣はベンチ待機となった。
開始2分、鎌田のCKからニアの大迫が頭で落とし、ファーサイドでフリーになった橋本拳人が先制点。U-24代表はマークの甘さから失点を許してしまう。
さらに41分、町田の縦パスを中盤で拾われ、寄せの甘さから鎌田が余裕の体勢でシュート、ゴール右隅に追加点を決められてしまった。
後半の52分も、浅野のシュートで簡単に失点。O/A枠のいないU-24代表守備陣の脆弱さが、露呈する形となる。
攻撃陣で期待された久保だが、幾つかの好機をつくるも決定的な場面には繋がらずに不発。得意のはずのドリブルも簡単に止められるなど、迫力不足を感じさせた。
後半78分にO/A枠の遠藤が投入されると、ようやくU-24代表にペースが生まれるが、結局得点は生まれず、A代表に0-3で完敗。格の違いを見せつけられるという結果に終わった。
DF陣の底上げを狙ったU-24代表だが、見えてきたのはA代表主力級選手との大きな差。中1日で迎えるガーナ戦では、早い立て直しが望まれる。