7日までに準決勝の2試合が行われ、決勝戦の組み合わせが決まった。
前大会準決勝の再現となったブラジルとペルーの試合は、前半35分にネイマールがドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、巧みなボールキープで相手選手3人を引きつける。
そして1人の股を抜くと、振り切って左足で折り返し。フリーで待っていたルーカス・パケタが蹴り込み、ブラジルが先制する。
その後もブラジルが攻勢を続けるも、得点は生まれず試合は1-0で終了。ブラジルが2大会連続で決勝に進んだ。
アルゼンチンとコロンビアの試合は、前半6分チェルソの縦パスを、メッシがPエリアでボールキープ。その折り返しからマルティネスの先制ゴールが生まれる。
その後クアドラードが鋭いシュートを放つなど、コロンビアも必死の反撃。そして後半の71分、コロンビアのリスタートから前線を走るフェルナンド・ディアスにロングボールが送られると、左サイドを一気に突破し、倒されながらも角度のないところから同点ゴールを決める。
1-1と追いつかれたアルゼンチンは、直後の73分に絶好のチャンス。相手のミスパスを奪ったディ・マリアが飛び出したキーパーをかわすと、フリーのラウラタにパス。だが彼の放ったシュートは、ゴールをカバーしたバリオスに防がれてしまった。
試合はこのまま90分を終え、延長は行われずPK戦へ。PK戦はアルゼンチンが3-2と制し、2大会ぶりの決勝進出を決める。
コパ・アメリカ決勝でのブラジル対アルゼンチンの両雄対決は、07年大会以来の11回目。その対戦成績は、ブラジル2勝でアルゼンチンが9勝。思ったより開きがある。
メッシ自身は4度目の決勝。意外なことにまだ優勝は経験しておらず、初の南米ビッグタイトル獲得を狙う。
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