大相撲名古屋場所 白鵬が45度目の優勝

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9年ぶりの千秋楽全勝対決となった大相撲名古屋場所。結びの一番は、完全復活を懸けて土俵に上がる横綱・白鵬と、横綱昇進を優勝で飾りたい大関・照ノ富士による注目の取り組み。

時間となるも、土俵上で立ったまま微動だにしない両者。その眼光の鋭さとにらみ合いの長さに、場内には思わず緊張が走った。先に腰を落としたのは照ノ富士、そして受けて立った白鵬が勝負を仕掛ける。

白鵬の肘打ちのような右かち上げから、右左の張り手を連発。右四つに組んでから上手を引くが押し切れず、そこから強引に左手小手投げを繰り出し、ついに照ノ富士を土俵にねじ伏せた。

勝利の瞬間、感情を爆発させた白鵬は、ガッツポーズからの絶叫。14日目に仕切り線から遠くに立った正代戦に続き、なりふり構わぬ内容で勝利への執念を見せた優勝だった。

右膝負傷などによる6場所連続休場から、進退を懸けて臨んだ今場所。16度目の全勝優勝で、まだ力が衰えていないことを印象づけた。「右膝はボロボロで言うことを聞かなかった。この一番に懸けようと思った」と優勝インタビューで想いを吐露している。

白鵬36歳4ヶ月での優勝は、千代の富士を抜いての横綱最高齢記録。また今回の全勝優勝で、横綱在位900勝まであと1勝に迫った。

余りに勝負にこだわる相撲内容への批判は多いが、そのハングリー精神が白鵬を大横綱とならしめている要因だろう。かたや大関にまではたどり着いても、すぐに陥落してしまうその他の関取。若い力士たちの奮起が望まれる。

白鵬からエルボーと張り手を喰らい、顔を腫らして控え室に戻った照ノ富士。それでも「負けたのは自分が弱かっただけ」と潔く敗北を認め、来場所への雪辱を誓った。

3場所連続優勝こそ逃したが14勝は自己最多、第73代横綱誕生は確実となっている。

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