五輪女子サッカー 日本対カナダ

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なんだかんだありながら、ついに開幕した東京オリパラ。なでしこの試合は、予選Eグループの対カナダ戦が行われた。

なでしこは先日のオーストラリア戦と同じ先発メンバー、無観客の札幌ドームでキックオフとなった。

序盤はカナダの守備ブロックにパス回しを封じられ、やや押され気味の展開。そして開始すぐの5分、縦パスからプリンスに右サイドを突破され、折り返しのクロスをシンクレアがシュート。ポストに弾かれ助かったかに思えたが、素早く詰めたシンクレアに跳ね返りを決められてしまう。

10分過ぎて日本にもようやく攻め込む場面も出てきたが、崩しのパスに精度を欠いてチャンスが生まれない。これはオーストラリア戦とまったく同じ状況。しかもパスコースを読まれ、カットされることもしばしば。

チャンスらしいチャンスもないま、1点のリードを許して前半を終了。日本は後半開始から、菅澤に代えて田中美南を投入する。

そして46分、左サイドを抜けた長谷川が、中央に走る田中へ絶妙なクロス。飛び出したGKラベと交錯し倒れた。この場面はVAR判定により、日本にPKが与えられた。

キッカーを努めるのは倒された田中自身。慎重にボールを蹴るが、コースが甘く胸部を強打したラベに防がれてしまった。試合後の情報によれば、PKキッカーは決まっておらず、田中が自ら志願したとのこと。

PKを外したこと自体はしょうが無いが、大事な場面のキッカーは、経験豊富な岩渕が蹴ると決めておくべきだったろう。もちろんPKを100%決められる選手などいないが、細部を詰めて確率を高めておくことが重要なのだ。

負傷したGKベラはこのあと交代。リズムを取り戻せない日本は、59分にGK山下がカナダのクロスをキャッチミス。そのこぼれ球を押し込まれ、万事休すかと思えた。

しかしこれはオフサイド判定でノーゴール。命拾いした日本は61分に遠藤、76分に杉田を投入し、劣勢からの挽回を図る。

そして終盤の83分、長谷川からの裏へのロングフィードに、岩渕が抜け出してシュート。起死回生の同点弾が生まれた。岩渕はこれで5試合連続ゴール、頼れるエースの働きを見せた。

GKの負傷中断があったため、アディショナルタイムは8分の長さ。逆転を狙う日本は、疲れの出たカナダを攻めたてる。終了直前の97分、ゴール前の混戦から岩渕が絶妙なスルーパス、杉田が反応するも、キーパーに抑えられて得点とはならなかった。

こうして試合は1-1の引き分け。強敵カナダ相手に勝ち点1を得たのは決して悪い結果ではないが、次戦は相性の悪いイギリスとの対戦。イギリスはエース、エレン・ホワイトの2ゴールでチリに2-0の勝利。このホワイトを抑えられるかどうかが、勝敗の分かれ目となるだろう。

同日に行われたG組の試合では、優勝候補のアメリカがスウェーデンに0-3と敗れるという大波乱。特殊な状況下で行われている大会だけに、まだまだ何が起きるか分からない。

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