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五輪女子ゴルフ 稲見萌寧選手が銀メダル

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最終ラウンドを首位と5打差の3位でスタートした稲見萌寧選手。9バーディー、3ボギーの猛チャージで優勝争いに加わり、惜しくも金メダルは逃したものの、日本ゴルフで初めてとなる銀メダルを獲得した。

1番ホール、3mを沈めてバーディーと絶好のスタートを切るも、その後バーディーとボギーを繰り返して前半は伸び悩み。だが首位のネリー・コルダーもスコアメイクに苦しみ、優勝争いは我慢比べとなる。

稲見が12番のパー4でこの日4つめのバーディーを奪うと、そこから怒濤の4連続バーディーで猛追、コルダーに1打差と迫っていった。

そして終盤の17番パー4で2オンすると、雷雨接近でゲームは小一時間の中断。その間おやつを食べ牛乳も飲み、平常心を保ちながら休養。再開後には見事な4mのバーディーパットを決めて、ついにコルダーと並ぶ。

しかし一気の逆転を狙った最終18番、2打目がショートしてボールはグリーン手前のバンカーに。これが目玉状態で寄らず入らずのボギー。痛恨のミスで後退を余儀なくされ、首位のコルダーが最終組でパーフィニッシュ。残念ながら金メダルに届かなかった。

通算16アンダーの稲見は、ニュージーランド代表リディア・コーと並ぶ2位タイ。こうしてリオ五輪銀メダルの実績を持つ、元天才少女コーと一騎打ちの勝負となり、メダルの色を懸けてプレーオフを戦った。

オナーでティーショットをフェアウェイに置いた稲見に対し、コーの第一打はバンカーへ。稲見は2オンからロングパットを寄せてのパー。コーはアプローチからのパーパットを外し、1ホール目で稲見の銀メダルが決まる。

プレーオフでは100%の勝率を誇る稲見、「私の人生で1番の名誉。重大な責任を果たした気がする」とその喜びを語った。

もう一人の日本代表、畑岡奈佐選手は通算10アンダーで10位タイ。全米女子オープンチャンピオン、フィリピン代表の笹生優花選手も同じく10位タイで大会を終えている。

渋野日向子選手が早くも過去の人に見えるほど、次々と新星が現れる日本女子ゴルフ界。来年も嬉しい知らせが聞けそうだ。

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