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五輪男子サッカー決勝 ブラジル 対 スペイン

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東京オリンピック男子サッカーの決勝は、大会2連覇を狙うブラジルと、92年自国開催大会以来の金メダルを目指すスペインの戦い。

個で仕掛けるブラジルに対し、スペインは得意のパスワークで対抗。前半16分、アセンシオのクロスをオヤルサバルが頭で折り返し。ダニー・オルモがゴールに迫るも、ジエゴ・カルロスがゴールラインぎりぎりでクリア、ブラジルは事なきを得た。

33分、ブラジルにセットプレーのチャンス。アナラスが上げたクロスにクーニャが飛び込むが、GKウナイ・シモンと交錯しピッチに倒れ込む。

VAR検証の結果、シモンにファールがあったと判定。ブラジルにPKが与えられた。しかし10番を背負うリシャルリソンのキックは大きくバーの上を越えてゆき、ブラジルは先制の絶好機を逃してしまう。

それでも前半のアディショナルタイム、クラウジオのクロスボールにダニエウ・アウベスが走り込んで折り返し。クーニャがDFに囲まれながらも、上手くトラップで抜け出し先制点を決める。

後半の50分には、ブラジルのアントニーが右サイドを突破してGKと1対1。このプレーはオフサイドとなってしまったが、その1分後にリシャルリソンがクーニャのクロスをゴール前で受けてビッグチャンスが訪れる。

だがリシャルリソン素早い切り返しからのシュートは、シモンの伸ばした左足に阻まれ、またもゴールとはならなかった。

ブラジルが追加点のチャンスを逃し続けた61分、縦パスに抜け出したソレルが右サイドからクロス。ファーに走り込んだオヤルサバルが見事なボレー弾を決め、スペインが追いつく。

これでスペインが勢いを取り戻し、ゲームは一進一退の攻防。決勝戦は延長に突入する。そして激しいせめぎ合いが続いた延長後半の108分、アントニーのロングパスから中央を抜け出したマルコムがDF1人をかわしてシュート。シモンが伸ばした左足もかなわず、ボールはファーサイドのネットを揺らした。

こうして勝ち越したブラジルは、113分にリシャルリソンを下げパウリーニョを投入。リードしての交代とはいえ、絶好機を逃し続けたリシャルリソンの表情は冴えない。

このあとブラジルはスペインに反撃を押さえ、2-1の勝利。初優勝を果たした前回のリオ大会に続き、2つめの金メダル獲得となった。

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