甲子園の智辯対決がNHKで中継されている裏で、ゴルフの男子ツアー・KBCオーガスタと女子ツアーのニトリ・レディースが地上波ライブ放送。
ニトリ・レディースは、東京オリンピック銀メダリストの稲見萌寧選手が逆転の優勝で今シーズン7勝目を飾った。3周連続優勝を狙った小祝さくら選手は11位に終わっている。
しかし見せ場となるはずの稲見選手の最終18番、放送時間終了でTV中継打ち切りという残念な展開。あとはネット中継で見てねって、時代も変わったもんだ。
KBCオーガスタは、2打差の3位でスタートした石川遼選手が猛追。首位に立つスコット・ビンセント(ジンバブエ)選手と2打差の15アンダーに迫った最終18番のパー5、グリーン右エッジからの3打目アプローチがラインに乗ってカップインするかに思えたが、カップのふちでストップ。イーグルを逃し、惜しくも首位と並ぶことが出来なかった。
先に終わった石川選手と1打差で最終18番を迎えることになったスコット選手、ティーショットが大きくフックし左崖下の谷へ。辛くもOBは逃れたものの、谷底からの第2打は優勝に向けて勝負どころとなるリカバリーショットの場面。
しかし重要な局面ながら、こちらも放送時間終了が終了してTV中継は打ち切り。慌ててネット中継に視聴を切り替えたのでありました。
スコット選手は第2打を無事にフェアウェイに戻し、最後は数十㎝のパーパットを決めて逃げ切りの優勝。キャディを務めた妻と勝利を喜んだ。
1打差で優勝を逃した石川選手はサバサバとした表情。「ショットのミスを修正できたところなど、少しは良くなっている」と春から取り組んでいるスイング改造に手応えを感じている様子だった。
しかし石川選手ってしょっちゅうスイング改造をやっている印象、果たしていつ完成するのか? 高いポテンシャルと器用さを持ちあわせる彼だからこそなんだろうけど、理想のスウィングに拘っていてもキリがないぞ。
完璧なスウィングを実現しても維持することなんて出来ないし、一度崩したらスランプの原因にもなりかねない。強さを求めるならまた別のアプローチの仕方があると思うんだけどね。
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