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ツギクル芸人グランプリ2021

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2年ぶりの開催

ピン芸、コント、漫才などジャンルを問わず、今後の活躍が期待される芸人を発掘する『ツギクル芸人グランプリ』が、ザ・マミィーが優勝を果たした19年の第1回大会から2年ぶりに開催された。

日本音楽事業者協会所属の各事務所が、「地上波のプライムタイムのレギュラーを持っていない芸人」を対象に参加者を推薦。

新人から中堅実力派まで次世代を担うスター候補生たちが、厳正なるVTR審査を受けて上位15組が決勝大会に進出。「ツギクル芸人」No,1を決めるべく番組に集結した。

司会を務めるのは爆笑問題の二人。審査長には渡辺正行。審査員には ますだおかだの増田英彦、タレントの小島瑠璃子、放送作家の元祖爆笑王に加え、民放5局でバラエティーを担当するテレビマンたちが顔を揃える。

そして出場15組が3ブロックに別れ、審査員9人に観客票を加えた計10票の投票でそれぞれ1位となった3組がファイナルステージで優勝を競う。

レベルの高い争い

まずAブロックに登場したのが、9番街レトロ、ゼンモンキー、トンツカタン、ダニエルズ、ママタルトの5組。全5組に票が入るという激戦となったAブロックは、最多の3票を集めたダニエルズが勝ち上がりとなった。

ダニエルズは “ヒステリックな女性キャラ” のいつものネタに、ゾンビ設定というヒネリを加えたネタで多くの笑いを獲得。惜しくも2票で敗れたとは言え、20代半ばの若さで個性的な味を見せるコントトリオ、ゼンモンキーにも将来性を感じた。

次いでBブロックに登場したのは、マッハスピード剛速球、モシモシ、ダイアモンド、キュウ、Yes!アキトの5組。

ダイアモンドは『おもしろ荘2021』のチャンピオン、キュウは独特の陰キャラで人気上昇中、Yes!アキトはギャク速射砲を武器に各ネタ番組で活躍中と、実力派が揃ったBブロック。結果はYes!アキトが4票を得て勝ち抜け。男2人女1人のトリオ、モシモシも3票獲得と高評価を受る。

最期のCブロックは、金の国、4000年に一度咲く全指、サスペンダーズ、ポンループ、や団の5組が登場。結果は金の国が9票を集める圧勝、演技力の高さと構成の巧みなコントで他の組を寄せ付けなかった。

1票獲得したサスペンダーズも質の高いコントで楽しませてくれたが、キャラの差で敗れ去ったというところか。

優勝は金の国

こうしてダニエルズ、Yes!アキト、金の国の3組でファイナルステージが争われ、結果8票を獲得した金の国が優勝。第2回チャンピオンに輝いた。

Yes!アキトは一般審査員の一票、ダニエルズは小島瑠璃子の一票を獲得。票差は付いてしまったが、面白さでは誰が優勝してもおかしくなかった。

ネクスト芸人のコンテストとは言え、出場全15組が質の高いお笑いを提供。玉石混淆の『R-1グランプリ』や『THE W』より、よっぽど見応えのある番組となっていたと思う。

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