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キング オブ コント2021

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実力者揃いの今大会

TBS『コントの日』のトリ企画で行われた『キング オブ コント2021』。今回は例年にないレベルの高さで会場を沸かせ、10組の熱い闘いが繰り広げられた。

今年から委員長の松本人志を除いて審査員の顔ぶれが一新。過去大会優勝者であるかまいたちの山内、ロバートの秋山、バイきんぐの小峠、東京03の飯塚による5人の審査で、2021年のチャンピオンを決定。

今回の出場10組は、未知数の “男性ブランコ” を除けばいずれも劣らぬ実力者揃い。誰が優勝してもおかしくない今回の大会となった。

混戦のファーストステージ

まず最初に登場したのは “蛙亭”、人造モンスターに扮した中野が、いきなり緑の液体を吐き出すという強烈な掴み。1番手ながら高得点を獲得した。

2番手は “ジェラードン”。ナル男に扮した かみちい、そして角刈り女子高生に扮したアタック西本と、二人のキモキャラがインパクトのある個性を発揮、大きな笑いをさらっていった。

3番手は無名コンビの “男性ブランコ”。その意表を突く女性キャラと構成で爆笑をとり、5人の審査員を唸らせ1位を獲得。文字通りのダークホースとなった。

4番手は実力派の “うるとらブギーズ”。さすがの上手さで笑わせたが、前の3組に比べると爆発力でいまひとつ。早くも敗退となった。

第5組は伸長著しい “ニッポンの社長”。ボケ担当ケツの醸し出す独特の味わいが受け、3人の審査員から高得点を獲得。この時点で2位に食い込んだが、“蛙亭”や “ジェラードン”を上回るほどのネタだったかは疑問。このあたりは、出る順番で結果が左右されたかなとも思う。

6番手は “そいつどいつ”。空中で光る不気味なフェイスという仕掛けはインパクト十分。しかしそこに頼りすぎた感があり、惜しくも敗退となった。

7番手は本命の “ニューヨーク”、しかし新味を欠いて無念の最下位となった。松本審査委員長の「おおむね漫才でもいけたのかな」の評には、嶋佐「そんなことを言われても・・」、屋敷「じゃあM-1でこのネタやるんで、高得点つけてくださいよ!」と噛みついて笑いを起こし、転んでもタダで起きないところを見せてくれました。

8組目は “ザ・マミィ”。酒井の「くずキャラ」を逆手に取ったネタで大きな笑いをとり1位、ファイナルステージ進出を決めた。ここで早くも泣き出した酒井がなんともオカシイ。

9番目の登場となったのは、“空気怪談”。もぐら が得意とする「変人おじさん」キャラで本領を発揮。それに加えて かたまりもいつも以上の大活躍を見せ、ダイナミックなネタで歴代最高得点を記録。文句なしのファイナルステージ進出となった。

ファーストステージのトリを飾ったのは、賞レース3冠を宣言した “マヂカルラブリー”。しかしいつものように転げ回るネタはたいして受けず、9位に沈んで敗退決定。まあ印象はダントツの最下位だけどね。松本審査委員長「やってることは、つり革とあまり変わらない」の言葉がすべてだろう。

優勝は空気階段

こうして空気階段、ザ・マミィ、男性ブランコの3組がファイナルステージに進出。賞レース実績を持つニューヨーク、うるとらブギーズ、マヂカルラブリーの3組が下位に低迷するという予想外の展開になった。

ファイナルステージは、男性ブランコとザ・マミィのネタがややトーンダウンした印象。それに対して空気階段の世界観ネタ「メガトンパンチマン」が大いに受け、念願のキング オブ コント優勝を成し遂げた。

優勝の喜びで顔をクシャクシャにする もぐらとかたまり。ちょっと貰いそうになったぞ。

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