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スタンレーL 渋野日向子逆転優勝

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女子ゴルフツアー、スタンレー・レディースの最終日が10日に行われ、渋野日向子選手が4人によるプレーオフを制して1年11ヶ月ぶりの優勝を果たした。

渋野選手は最終ラウンドを、首位と2打差の5位でスタート。前半は1打しか伸ばせず、一時は4打差まで引き離された。

それでも11番パー5でこの日2つめのバーディーを奪うと、13番、14番で連続バーディー。15番でボギーを叩いてしまったが、16番のチップインバーディーで首位と1打差まで迫る。

そして最終18番のパー5、残り95ヤードの第3打をピタリと寄せて通算10アンダー。ついに首位へ追いついて、優勝の行方は渋野、木村彩子、ペ・ソンウ、アマチュア選手・佐藤心結の4人によるプレーオフにもつれた。

18番を使ったプレーオフ1ホール目はパーに終わった木村が脱落。3人で争った2ホール目でも、渋野が見事にバーディーを奪取。ペ・ソンウが勝負のパットを外し優勝が決まった瞬間、感極まって涙を流した。

渋野選手の国内ツアー優勝は、19年11月の大王製紙アリエール・レディース以来1年11ヶ月ぶり。全英女子OPを含めた通算6勝目を逆転勝利で飾った。

20年のシーズン以降スランプに陥り、東京五輪出場を逃してしまった渋野選手だが、昨シーズンオフから取り組んできたスウィング改造がようやく実った。得に100ヤード以内のアプローチショットが冴え、18番パー5ではプレーオフを含めての3連続バーディーで優勝を引き寄せた。

史上8人目となるアマチュア優勝を狙った佐藤選手だが、最後は渋野選手の勝負強さの前に快挙達成とはならなかった。最終日は今大会1位の飛距離を活かしてスコアを伸ばすも、プレーオフ2ホール目で、自ら「完璧なショットだった」と言う第3打がピンを直撃する不運。大きくボールを戻され勝負の女神に見放されてしまった。

それでも優勝争いをした渋野選手からは「肝が据わっている。プロになったら本当に強くなる」と絶賛。12日から始まるプロテストに弾みをつけた。

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