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J1リーグ2021 川崎Fが2連覇

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21年J1リーグの第34節が3日に行われ、首位の川崎フロンターレは浦和レッズと引き分けたものの、2位の横浜Fマリノスがガンバ大阪に敗れたため、4試合を残して今シーズンの優勝が決まった。

これで川崎は2年連続4回目の栄冠。チームを率いて5季目でリーグ優勝4度を成し遂げた鬼木達監督、鹿島アントラーズのオリベイラ監督に並ぶ史上タイの記録となった。

前半はシビアな戦いが続いたが、最初にビッグチャンスを作ったのは浦和。25分、左サイドを抜け出した酒井宏樹が折り返しのクロス。浦和絶好の決定機を、川崎のDF陣が必死のカバーで防いだ。

そして32分に川崎セットプレーのチャンス。いったん跳ね返されたボールを山根が拾い、そのクロスからのこぼれ球をジェジエウが押し込んで川崎が先制。後半も川崎が主導権を握って試合をリードする。

このまま勝利すれば文句なしに優勝となる川崎だが、後半終盤に入り浦和が猛攻を開始。89分に関根のシュートをGK鄭成龍が弾くも、詰めていた酒井が押し込んで1同点。

まだ5分のアディショナルタイムが残されており勝負の行方は分からなくなったが、川崎は最後まで攻めの姿勢を貫き、試合は1-1の引き分けで終了した。

終了のホイッスルが吹かれた1分半後、横浜敗れるの報が伝えられて川崎の優勝が決定。ホーム等々力のピッチで選手全員が喜びを爆発させた。

昨季に続く2連覇達成となったが、今季は精神的支柱である中村憲剛が引退。攻守の要である守田英正が移籍、大島僚太も怪我で長期離脱と、チーム編成の見直しを迫られた。

それでも東京五輪組の三笘薫、田中碧、旗手怜央らの活躍で前半戦を独走。だが後半戦は三笘と田中が海外移籍、主将の谷口彰悟も怪我で欠き、8月には今季初黒星を喫して2位横浜に1差まで詰め寄られる。

しかし主力不在の危機を選手一丸で乗り越え、得点力の減少を全員の守りでカバー。高いチーム力で5季連続タイトル獲得を達成した。

次の目標は天皇杯の2年連続制覇、12月12日に大分トリニータとの準決勝が予定されている。

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