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「情熱大陸」プロサッカー選手・大久保嘉人

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チャレンジする男

今季限りの現役引退を発表したセレッソ大阪・大久保嘉人選手が、TBS『情熱大陸』に登場。番組のテーマはプロ生活を支えた家族との絆だが、ここでは引退までのいきさつに焦点を当ててみた。

大久保選手は九州の名門・国見高校を卒業後、01年にセレッソ大坂でプロデビュー。その年の最優秀新人賞に輝く。

川崎フロンターレ時代の15年にはJリーグ史上初の3年連続得点王となり、16年にはJ1通算最多得点記録を更新。アグレッシブなプレースタイルで警告を貰うことも多く、イエローカード104枚も歴代最多。退場12回は歴代2番目の記録だ。

21年間のプロ生活では一箇所に留まることを嫌い、海外を含め9つのクラブを転々。環境を変えることで常に自分を奮い立たせてきた大久保選手。39歳となる今年は5年ぶりに古巣であるC大阪に戻ってきた。

若い頃はワールドカップに出場することを目標としてきたが、39歳となった現在は何に向かってサッカーをするのか自問自答。そして今年はあと15と迫った前人未踏の200ゴールを目指し、新しいシーズンへ臨んだ。

次の目標へ

2月27日のJリーグ開幕試合でさっそくゴールを決めて結果を出す大久保選手。2戦目以降も勢いは止まらず、開幕戦からの5試合で5ゴールを記録。通算得点記録を190まで伸ばした。

しかし5月2日のガンバ大阪戦で左太腿の肉離れを起こし、戦線を離脱。全治1ヶ月と診断されたが、さすがの大久保選手も年齢には勝てず、復帰まで5ヶ月を費やすことになる。

チームに復帰後も得点のチャンスは少なく、得点記録は191でストップしたまま。あと9つとなった200ゴール達成までほど遠い状況で、11月下旬にはついに現役引退を決意するに至った。

番組スタッフを大阪のホテルに呼んだ大久保選手は、引退の理由を「ボロボロになって辞めたくないと思っていた」と説明。200ゴールについては「仕方がないですね」と悟った表情で答えていた。

「常にチャレンジしていたい」と大久保選手。数字にこだわってズルズル現役を続けるより、余力を残して次のステージに進むことを選んだということだろう。

引退の記者会見では、最後の天皇杯で優勝を目指すと語った大久保選手。来年は次なる目標に挑戦する新生・大久保嘉人の姿に注目したい。

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