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ソニー・オープン 松山英樹選手 逆転優勝

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米男子ゴルフツアーのソニー・オープン最終ラウンドが16日に行なわれ、18番ホールで追いついた松山英樹選手がラッセル・ヘンリー選手とのプレーオフを制し、米ツアー8勝目を挙げた。

松山選手は首位と2打差の16アンダーで最終組をスタート。2番、4番、8番とバディーを重ねてスコアを伸ばすが、首位のヘンリーも6番から3連続バーディーを決める好調さ。なかなか二人の差は縮まらなかった。

そして9番のロングホールではヘンリーがイーグルを奪ったのに対し、松山選手は2mのパットを外してパー。前半を終わって最大5打の差がついてしまった。

この時点では追いつくのは難しいかと思えたが、折り返しの10番、11番で連続バーディー。対して首位のヘンリーは11番でガードバンカーにつかまり、この日初めてのボギーを叩いてその差を2打に縮める。

過去5度最終組を回って優勝はたったの一回と、勝負弱さが危惧されるヘンリー選手。案の定このあとショットが曲がり再三のピンチを迎えるも、しぶとくパーパットを沈めてどうにか踏みとどまった。

一方の松山選手は正確なアイアンショットで追撃態勢に入り、15番で5mのバーディーパットを決めてついに1打差。最終18番のロングホールも渾身のショットで23アンダーとし、勝利のバーディーパットを外したヘンリーに並んでプレーオフに持ち込む。

そして同じ18番を使ったプレーオフの1ホール目。ショットが乱れてもたつくヘンリーを尻目に、2打目でウッドを持つ松山選手は会心の当たり。ピン横1m足らずにつけるスーパーショットを見せ、イーグルによるウィニングパットを沈めて見事な逆転優勝を飾った。

米ツアー8勝は、韓国の崔京周にならぶアジア人選手最多タイ。そのうちの4つはプレーオフを戦っての勝利と、持ち味の勝負強さを証明した。

また舞台となったハワイのワイアラエCCは、39年前にも青木功選手(現、日本ゴルフツアー機構会長)が、ラフからの3打目で奇跡のカップイン・イーグルを決めて逆転。米ツアー初優勝を飾ったコースである。

さい先の良いシーズン初勝利となり、4月のマスターズ連覇に向けて勢いをつけた。

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