ドリブル、パス、シュート、ヘディングとすべてのプレーを高いレベルでこなし、その多彩な技とトリッキーなスタイルで観客を沸かせたインナーFW。アルゼンチンではディ・ステファノ、オマール・シボリ、マラドーナ、メッシと並び称される天才プレーヤーが、ホセ・マヌエル・モレノ( José Manuel Moreno Fernández )だ。
1940年代アルゼンチンの伝説的チーム、「ラ・マキナ(ザ・マシーン)」と呼ばれて恐れられたCAリーベル・プレートで、攻撃の一翼を担って活躍。ラブラナ、ペデルネラ、ムニョス、ロウストウとの5人で最強FWラインを構成し、多くのタイトル獲得に貢献した。
タイミングに恵まれずワールドカップ出場は果たせなかったが、アルゼンチン代表で3度の南米選手権優勝を経験。42年の大会では得点王に輝き、47年の大会では若きディ・ステファノの活躍を助けて最優秀選手に選ばれている。
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