サッカー女子アジア杯2022インド大会の1次リーグ最終節が27日にプネで行なわれ、C組の全勝対決となった日本(世界ランク13位)と韓国(同18位)の試合は1-1のドロー。得失点差で上回るなでしこが1位通過を果たした。
チームに復帰したばかりの岩渕真奈は、W杯出場が懸かる準々決勝の試合を見越して温存。日テレのFW植木理子がワントップに起用された。
開始30秒、左SB三宅史織からの浮き球を、植木が巧みなトラップと鋭いドリブルでDFをかわしてゴール前へ。GKとの1対1を制して電光石火の先制点を挙げる。その後も長谷川唯を中心に日本が攻勢を続けるが、フィニッシュが甘く追加点は生まれない。
後半に入ると韓国が反撃。73分にあわやのシュートを打たれ、今大会初先発のGK山下杏也加が左手一本で弾いて事なきを得た。
しかし終盤の85分、CKの混戦から韓国にボールを押し込まれて失点。90分にもCKのピンチを迎えるが、これは山下がきっちり抑えて1-1の引き分けとなった。
この結果、得失点差で3ポイント上回る日本がC組1位通過。準々決勝はB組3位で通過したタイとの対戦(1月30日)が決まり、W杯出場決定が見えてきた。
このまま順調に決勝まで勝ち上がって、アジア杯4連覇を期待したいところだ。
コメント