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クラブW杯UAE2021決勝

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クラブワールドカップUAE 2021の決勝が現地時間の12日にアブダビで行なわれ、欧州王者のチェルシーが南米王者のパルメイラスを延長2-1で下して、大会初優勝を果たした。

チェルシーは日本で行なわれた2021大会以来10年ぶり2度目の出場。この時はブラジルのコリンチャンスに0-1と敗れ、クラブ世界一の称号を得ることは出来なかった。

対するパルメイラスは2年連続2度目(トヨタカップ時代を合わせると3度目)の出場。去年の準決勝でメキシコのティグレスUANLに不覚をとり、さらに3位決定戦ではエジプトのアル・アハリに負けてしまうという失態。今年は準決勝でアル・アハリをきっちり2-0と下し、前大会の汚名返上を果たすべく決勝に臨んできた。

前半守備を固めるパルメイラスに対し、チェルシーが攻めあぐねるという展開。両チームとも決定機の場面も少なく、枠内に飛んだのはパルメイラスMFダニーロの、ヘディングシュート1本のみ。

前半のアディショナルタイムにはチアゴ・シウバが強烈なシュートを放つが、これはゴールを捉えられないままキーパーに弾かれた。

後半に入った55分、左サイドから放ったハドソン・オドイのクロスに、ルカクが頭で合わせてゴール。チェルシーに待望の先制点が生まれた。

しかしその10分後、ロングスローからの競り合いでチアゴ・シウバがハンド。VAR判定でパルメイラスにPKが与えられると、これをラファエウ・ベイガがきっちりと決めて同点とする。

このあと試合は延長戦に入り、一進一退の攻防が続いたままPK戦になるかと思えた117分、アスピリクエタのシュートがDFガルシアの腕に当たりハンド。これを22歳のFWハーバーツが確実にゴール左に蹴り込み、チェルシーが土壇場で勝利をモノにする。

これでチェルシーは、ロシアの大富豪アブラモヴィッチがクラブを買収した03年以降、プレミア優勝5回、CL優勝2回など18冠を達成。唯一足りなかったクラブ世界一の称号もついに手にした。

昨シーズン、ベルギー代表のルカクとドイツ代表のハーバーツ獲得に擁した移籍金は、なんと合計で260億円余り。巨額投資が実を結んだ結果となった。

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