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仏俳優 ジャック・ペランさん死去

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『ニュー・シネマ・パラダイス』の大人トト役

日本で1989年に公開され、大ヒットした映画『ニュー・シネマ・パラダイス』で主人公(トト)の中年期を演じたフランスの俳優、ジャック・ペランさんが21日にパリで死去したことがフランスメディアから報じられた。

死因は明らかにされていないが、家族は「穏やかに亡くなった」としている。享年80歳だった。

人気美男俳優

1941年パリ生まれで、本名はジャック=アンドレ・ペラン=シモネ。父親はコメディーフランセーズの舞台美術家アレクサンドル・シモネ、母親は舞台女優のマリー・シモネである。

パリの国立高等演劇学校で学び、50年代から映画俳優のキャリアを始める。60年にイタリア映画『鞄を持った男』(ヴァレリオ・ズルリーニ監督)に出演して注目を浴びた。

66年には『半人前の男』と『ラ・ブスカ』(ともに日本未公開)でヴェネツィア国際長編映画賞の男優賞を受賞。その後もジャック・ドゥミ監督『ロシュフォールの恋人たち』(67年)『ロバと女王』(70年)、マルセル・カミュ監督『二人だけの夜明け』(68年)、コスタ・カブラス監督『Z』(69年)『戒厳令』(72年)などに出演し、演技派の美青年俳優として人気を博す。

映画監督・製作者としても有名

そして47歳で出演した88年の『ニュー・シネマ・パラダイス』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)では、大人になった主人公(トト)が思い出の映画フィルムを見るラストシーンを印象的に演じ、世界の観客を涙させた。

また映画監督・製作者としても知られ、自然をテーマにした『WATAEIDORI』(01年)『オーシャンズ』(09年)などのドキュメンタリー映画などを手がけている。

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