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遠藤航選手 リーグ最終節で劇的残留弾

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ドイツのシュツットガルトに所属する遠藤航選手が、14日に行なわれたブンデスリーガ最終節のケルン戦で終了間際に劇的決勝弾。2部降格の危機にあったチームを救った。

リーグ最終節の試合を残した時点で、入れ替え戦を強いられる16位にあったシュツットガルト。残留を決定させるには、同時刻に行なわれた15位のヘルタが負けた上で勝点3が必要という、厳しい条件が立ち塞がっていた。

前半の12分にホームのシュツットガルトが先制するも、後半の59分にセットプレーから失点して1-1の同点。一方のヘルタはこの時点でドルトムントを1-0とリードするという展開で、不利な状況に追い込まれてしまう。

だがドルトムントが68分に追いつき、終盤の85分についに勝ち越し。劣勢にあったシュツットガルトに一縷の望みが出てきた。

後半アディショナルタイムでの左CKのチャンス。ニアの伊藤洋輝がバックヘッドでそらしたボールを、ファーで反応した遠藤が頭で叩き込んで劇的決勝弾。ドルトムントに1-2と逆転負けしたヘルタと勝点33で並び、得失点差で上回って15位に滑り込み。1部残留を決めた。

決勝弾が決まった瞬間、5万2千人あまりの観客を集めたホームスタジアムに大きな地鳴りが。そして試合終了を告げるホイッスルが吹かれると、興奮した大勢のサポーターがグラウンドになだれ込み、残留の殊勲者となった遠藤選手はチームメイトに胴上げされた。

試合翌日、「本当にタフなシーズンでしたが、残留できました」と感謝の言葉をSNSにアップした遠藤選手。今季は33試合に主将として出場して4得点2アシスト。デュエル勝利数では448と昨シーズンに続く1位に輝くなど、もはやブンデスリーガを代表するボランチと言っていいだろう。

また勝利のアシストを記録したDFの伊藤選手。昨夏に磐田から加入し、今季ピッチに立った29試合で26試合でフル出場。屈強な選手の揃うブンデスリーガで、空中戦の強さと安定した守備を披露。W杯への準備を進める森保ジャパンの新戦力としても期待される。

その他、今季8ゴールと活躍した奥川雅也選手が所属するビーレフェルトは、17位に沈んで2部降格。飛躍を狙う奥川選手の来季の動向が注目されるところだ。

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